2019年8月9日 18:18
不妊症や妊活に効果的!初心者のための漢方の始め方 │ パピマミ
この場合、治療により弱った身体をサポートするほか、治療をよりスムーズに働かせるための力になってくれる働きをする漢方もあります。
そして漢方の効果が強く発揮されるのが、2に該当する方。「特に原因がないのに妊娠しない」という不安に対し、心強い味方になってくれます。
・月経異常や性感染症、子宮筋腫など病名がつく西洋医学的な病気がないけれど妊娠しない方 ・低体温症、生理周期がバラバラなど基礎体温が不安定な方
漢方薬局と病院、どちらに行く?実際のお値段は?
漢方は「興味はあるけれど高い」というイメージを持たれがちです。どこに相談に行ったらいいかわからないという人も多いかもしれません。2通りの試し方をご紹介しましょう。
●漢方薬局:漢方専門医が漢方を処方
・漢方を用いての処方を専門とする薬局。
保険が効かないので1ヵ月で1〜3万円とお高め・生薬を取り扱っている・アロマテラピーや足つぼマッサージなどのサービスを併用するなどお店により異なる
●病院:漢方専門外来、漢方内科などで医師が漢方を処方
・保険が適用されるので1ヵ月あたり2,000〜3,000円(診察料込み)・身体の基礎力の低下が少ない場合などは、保険適用内の漢方で十分改善がみられることも多い・ただし、保険適用内の漢方では効果が見られない場合や、より効果を期待する場合には保険適用外となる生薬を処方してもらうことも
漢方医選びの2つのポイント
●2-1:保険適用の病院でも「漢方専門医」を選ぶ
病院で保険適用範囲の漢方を利用する場合、一般的な西洋医学の医師は漢方に関する知識が足りないことも。自分の体質に合ったものを処方してもらうためには、漢方専門医を選ぶことが大切です。
インターネットで「漢方外来 東洋医学」といったキーワードに「保険適用 保険診療」といったワードをあわせて、ご自身のエリアを入力して検索していただければ、漢方専門医のいる病院を見つけることができます。
また「日本東洋医学会」という東洋医学に精通している医師が登録しているサイトもありますので、ぜひ参考にしてください。
●2-2:体質をしっかり見極めてくれる医師か
漢方の場合、値段が高価だから良い漢方かというとそういうわけではなく、自分の体質・体調に合っているかがポイントとなります。