2016年3月2日 18:00
完璧主義こそキケン!? 転勤族ママの「引っ越しうつ」の症状と予防法
こんにちは、ママライターの木村華子です。
肌寒い日もありますが、少しずつ早春の息吹を感じられるようになりました。春といえば、旅立ちのシーズン。
来年度から新生活を控えている方も少なくはないでしょう。
新しい街に、新しいお部屋。新しい人間関係……。ちょっと緊張しますが、期待に胸躍る季節です。
無論、旅立ちは学生さんだけのものではありません。
転勤族のみなさんの中には、子どもたちやパパ・ママも引っくるめて、ファミリー総出で新生活をスタートさせるケースも珍しくはないでしょう。
引っ越しの慌ただしさの中、この記事に出会ったママもいらっしゃるかもしれません。
今回は、専業主婦にとくに多いと言われる“引っ越しうつ”についてお話しします。
●“パパの転勤について行きたい”ママは半数以上!
2013年『マイナビ賃貸』は、既婚女性に対し“夫が転勤になった場合”のアンケートを行い、以下のような調査結果を公表しました。
Q『夫が転勤になった場合、一緒について行きますか?』
→『ついていく』と答えた女性……69.9%(子どもなし)・57.9%(子どもあり)
→『ついていかない』と答えた女性……30.1%(子どもなし)・42.1%(子どもあり)
やはりお子様がいらっしゃる場合、幼稚園・保育園や学校を変えることに抵抗があるためか、『ついていかない』と答えるケースが多くなる様子。
とはいえ、子どもの有無に限らず、どちらも半数以上の女性が『夫の転勤についていく』 と答えていることがわかります。
単身赴任という選択肢もありますが、可能であればパパと一緒に暮らしていたいものですよね。
ところが、会社や学校で新たな出会いをするパパや子どもたちとは異なり、ママにとって引っ越しは孤独や忙しさとの戦い。
私自身も転勤族のママとして暮らしていますので、引っ越しに伴うママへの物理的・精神的負担 は痛感してきました。
引っ越しは楽しい反面、とっても大変!そしてそのダメージの多くは、ママにたくさん降りかかってきます。
平日の日中に荷造りができるのはママしかいない……。
引っ越しに必要な各種手続きをリサーチし、こなしていける時間もママにしかない……。引っ越しを控えた子どもたちの心のフォロー役もママ……。
そして新天地では、新たなご近所づきあいをスタートさせて、一からママ友を作って……。