2016年4月4日 19:00
コレで痛み知らず? プレママが“安産”のためにできること
事前に、入院する際に用意しておくものをリストアップ しておき、入院が決まったら家族に準備してもらうのもOK。
●(2)なるべく体を動かす
赤ちゃんが骨盤の中を回旋するのを助けるために、つらいですが陣痛がきたらなるべく歩く、階段を下る、骨盤を左右に動かすなどして体を動かしましょう。
横にはならず、あぐらをかいて座って陣痛に耐える方が赤ちゃんは回旋しやすくなります。
●(3)体を温める
体が冷えているとお産がすすまないので、体を温めましょう。破水していなければ、入院前に半身浴したり足湯をしたりするのもおすすめです。
産後はしばらく湯船につかれませんし、自宅のお風呂につかることでリラックス効果 も望めます。
●(4)なるべく食事をとる
お産が長くなってくると体力の消耗も激しくなり、痛みが強くなると吐き気を伴います。痛みが軽いうちに少しでも食べられるものを食べておくといいです。
簡単に栄養をとることができるドリンクやゼリーを準備しておくのもいいでしょう。
●(5)呼吸は深く
痛みと戦うあいだ、大切なのは呼吸です。ママが呼吸をきちんとしていないと、赤ちゃんも苦しい状態になってしまいます。
痛みが激しくなってきたら、「ハッハッ」と短い呼吸にならないようにだけ気をつけて、痛みに合わせて息を長く吐くこと だけを考えましょう。
長く吐けば、必ず深く吸う動作を無意識にすることができます。
●お産はリラックスをすることが肝心。あとは、とにかく体力勝負
いかがでしたか?
産婦人科の助産師さんは、『お産は体力勝負です。初めから体力の予備力が少ない人はお産の進みも悪く、ダラダラと経過してしまいます。
お産直前の時期は1日3時間平気で歩けるくらいの体力があれば、どんなお産でも乗り越えられる』と言っています。
臨月に入ってから急に体力づくりをすることは難しいので、妊娠中期くらい から妊娠経過が順調なら体力を落とさないことを意識しましょう。
そのためには適切な体重管理が大きなポイントとなります。
また、いざ陣痛がくると痛みに抗おうと心まで乱されてしまいがちですが、冷静にリラックスすることがお産を進ませる鍵となります。筆者も初産で、3,000gの長女を入院から4時間ほどで産むスピード出産を経験しました。
その要因として、妊娠中、入院前の過ごし方、分娩までの過ごし方として、上記でご紹介したことを実践していた通りにできたことが大きく影響しているだろうなと考えています。