予防接種も安心! 子どもが20歳になるまで使える母子手帳のメリット
こんにちは、ママライターのパピルスです!
インフルエンザが全国的に猛威をふるっていますね。筆者の住む地域でも学級閉鎖の話をあちこちで聞くようになりました。
受験生のいるご家庭では一家全員、予防接種をしておられる家庭も多いようです。 子どものインフルエンザの予防接種で必要なのが“母子手帳”ですね。
一般的な母子手帳は6歳まで記載できるような内容に作られていますが、6歳を過ぎてもインフルエンザの予防接種の際には母子手帳が必要になります 。
予防接種や身長体重の記録など、「6歳を過ぎても記録できる母子手帳があったら良いのにな」と思われる方もいらっしゃるのでは?
そんな方に朗報です!このたび20歳になるまで記録できる母子手帳(母子健康手帳)が発売されましたので、そのメリットをお伝えしたいと思います。
●20歳になるまで記録できる母子手帳とは?
20歳になるまで記録できる母子手帳とは、一般社団法人『親子健康手帳普及協会』(東京都港区)が作成した『20年をつづる母子健康手帳』 のこと。
当初は海外在住の日本人妊婦に配布する予定で作成されましたが、大変好評で、国内の自治体からの問い合わせが相次ぎ、2017年2月からは一般での販売もされることになりました。
●メリットは?
『20年をつづる母子健康手帳』はB6判で全136ページ。
一般的な母子手帳は6歳までの記録が可能ですが、この『20年をつづる母子健康手帳』には“15歳・16歳の記録”というような形で20歳まで記入できるページが設けられています。
20歳まで記入できるということで、多くのメリットがあります。
・6歳を過ぎてから罹患した病気の履歴を残せる
・大人になるまでの予防接種の履歴を残しやすい(記録欄が多い)
・成人したわが子へのメッセージを記入するページがあり、父母から成人した子どもへ記録と共にメッセージを届けることができる
また、小児科の開業医の先生が改訂版を監修しているため、子育て情報のページにもたくさんの工夫が盛り込まれています 。
・複雑な予防接種のスケジュールが分かりやすいカレンダー付き
・パパ向けの子育て情報ページがある
・乳幼児とのお出かけや海外旅行などの際に気を付けることなどの情報ページがある
・身長や体重の変化グラフ(成長曲線)の活用法が掲載されている
・児童虐待や発達障害などへの対応を分かりやすく解説している
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いかがでしたか?
成人するまでに罹患した病気やアレルギーの記録などは、その後病気に罹患した際に医療機関での治療の参考になる場合もあるそうですから、一括して記入して残せるのは大きなメリットと言えますね。