子育て情報『『人民日報海外版日本月刊』が早稲田言語学院副理事長 張リンシン氏のインタビュー記事を掲載』

2021年12月21日 14:30

『人民日報海外版日本月刊』が早稲田言語学院副理事長 張リンシン氏のインタビュー記事を掲載

『人民日報海外版日本月刊』は、早稲田言語学院副理事長 張リンシン氏のインタビュー記事を公開いたします。
コロナ禍が席巻した二年間、多くの留学教育機関が痛手を被り、再編が加速しました。ところが、早稲田言語学院の一連の先駆的な改革は業界の注目を集め、話題の中心となりました。秘かに当校に注目してきた記者は、終に「入学」の機会を手にし、改革の創始者である張リンシン副理事長を取材しました。記事内容を紹介いたします。

『人民日報海外版日本月刊』が早稲田言語学院副理事長 張リンシン氏のインタビュー記事を掲載

早稲田言語学院副理事長 張リンシン 1

■中国人学生に日本に来たことを後悔させない
―― 先生は慶應義塾大学を卒業後、世界第三位の農業機械メーカーで5年間ソフトウェア開発に従事し、現在、早稲田大学大学院でMBA課程を専攻しておられます。理系専攻の先生が、留学生の教育事業に携わるようになったきっかけは何だったのでしょうか。また、指標としておられることは何ですか。


(張リンシン)
私は幼い頃から教育事業に携わりたいと思っていました。それは私の経歴に由来しています。私は10歳の時、来日しました。日本に来る前、勉強は苦手でした。日本に来て、日本語が話せない状態で小学校に転入しました。私は中国と日本の両方で、学習の壁と言葉の壁にぶつかったのです。

こうした経験から、子どもがどんな学習態度で、どんな学習習慣を身に着け、最終的にどんな大学に進学するかは、教師の影響が大きいということに気づきました。

良い教師に出会えば、授業への集中力は高まり成績は向上しますが、そうでなければ、その教科を嫌いになってしまいます。
私は幸いなことに良い先生方に恵まれ、勉強が苦手で日本語も話せなかった転入生が生徒会長まで務め、日本の名門大学である慶應義塾大学に進学し、自己に挑み、自己実現する機会を得ることができました。今日に至るまで、先生方には大変感謝しています。

日本への留学を選択した中国の若者たちは、ゼロから出発する勇気をもった子ども達です。私は彼らが日本で自己に挑み、自己実現することを心からサポートしたいと思っていますし、彼らがその過程でどれほど多くの困難に直面するかも知っています。彼らが来日してすぐ優秀な教師に出会えれば、日本のトップクラスの大学に進学でき、可能性が広がります。最後に彼らが日本への留学は正しい選択だったと思ってもらえることを心から望んでいます。若者達の勇気の翼を折ったり、挑戦しようとする若者達を挫折させたり、努力が報われないようなことがあってはなりません。

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