子育て情報『クラウドファンディングで生まれたオーストリアの性教育絵本 日本語版「わたしのからだ、だいすき リナのぼうけん」 YouTubeにてオーストリア原作者チーム・日本語制作チームのライブ配信動画を4月16日公開』

2023年4月25日 09:00

クラウドファンディングで生まれたオーストリアの性教育絵本 日本語版「わたしのからだ、だいすき リナのぼうけん」 YouTubeにてオーストリア原作者チーム・日本語制作チームのライブ配信動画を4月16日公開

この本には、性をどう扱うかという「答え」もありません。だからこそ、各家庭で(特に小さなお子さんが)自分の身体について何の罪悪感もなく、両親と話すためのキッカケとして使っていただけると思います。もちろんシンプルに、可愛いポップな絵とお話を楽しんでいただくのもすてきです。

「言語は現実を創造し、それを形に変えていきます。正しく、偏見のない性器の呼称は、身体に対するポジティブなイメージの基礎となり、それに伴い人としての自信を深めることができます。」
これは、オーストリアの原作者チームから日本の読者へ向けたメッセージの一部です。「私たちの女性器の呼び方」を考えることは、すべての女性たちの意識改革につながり、そうしてはじめて、子どもたちに「生きるための知恵」を受け渡していけるのではないでしょうか。絵本をきっかけに、子どもと一緒に考えてみるのも、またすてきなことです。

●内容紹介
元気な女の子リナは、興味のあること、気になることは、なんでも調べます。
そう、だから自分のからだのことだって!
本書は、思春期を迎える前の子どもたちが、もっと自分の身体に興味を持ち、主人公リナのように自分の性器と自然に向き合えるようにとの思いから作られたオーストリアの子ども向け性教育絵本。
その日本語版が、ついに誕生しました。
子どもとその親はもちろんですが、この日本語版は、むしろ子どものいない大人の日本人女性たちに、ぜひ手に取っていただきたい一冊になりました。多くの女性たちが成長過程で学べなかった「女性のからだのポジティブなイメージ」が、絵本の中いっぱいに広がっています。
さらに、女性たちのパートナーである男性たち、子どもの教育に携わる先生たち、思春期の悩みに向き合うスクールカウンセラーのみなさん……性と生命について一度でも疑問や悩みを感じたことのある、すべての人にお届けしたい絵本です。

●ボディポジティブ代表:赤羽タリカより
この絵本のコンセプトは「自分を愛すること、大切にすること」です。とてもシンプルなこの絵本は、読み手のイマジネーションを大いに掻き立ててくれます。ヨーロッパの絵本ですから、日本とはだいぶ感覚が違うことに戸惑いを覚えるかもしれません。
でも、これから子どもたちが生きていくのは、今よりもっと世界が近くなった世の中。大人が思う以上に、子どもは多様な文化をそのまま受け止めてくれると思います。

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