コミックエッセイ:おかっぱちゃんの子育て奮闘日記
「息子、2歳の誕生日プレゼントは、時を超えて癒やしてくれるもの」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.53
保育園に通うようになってから、毎日の慌ただしいサイクルにも少しずつ慣れ始めた頃、息子の2歳の誕生日がやってきた。
まだこの世に生まれて2年しか経っていないのか。
出産してから振り返ると、もう4、5年経っているような、そんな感覚。
夫婦二人だった頃と比べて、息子が生まれてから、時間の経過は何倍にも早く感じるようになった。
育児の大変さは、1歳児よりも少しは楽になったように思う。以前に比べたら
だいぶ意思疎通ができるようになってきたのと、抱っこをする頻度も随分減って、体力的にも余裕が出てきた。
まだ、しっかりとしたおしゃべりは始まらないが、わたしのこと「ちゃーちゃん(母ちゃん)」と呼んでくれるようになったのも、また成長を感じる。
子供を授かってから、この2年で自分も大きく成長したような気持ちだ。
立派なお母さんとはまだまだ言えないけれど、自分なりに忙しいながらも、大切に大切に育ててきたつもりだ。
何歳になっても誕生日は特別な日。
息子の年に一度のお祝い。
2歳の誕生日は何をあげようか?
おもちゃ? うーん、もうすでに祖父母からもらったものがたくさんある。
すでに部屋の一角は息子のおもちゃでいっぱいだ。