ちょうど1年前のWWDC 2014でiOS 8の新機能として発表されると噂されていた「iPadの画面を分割して2つのアプリを同時表示する機能」が、今年6月8日に米カリフォルニア州サンフランシスコで開催されるWWDC 2015において、やはり噂の12インチクラスiPadとともに発表されるのではないかと騒がれている。9 to 5 Macが5月21日(米国時間)に報じている。9 to 5 Macが関係者の話として伝えるところによれば、12インチクラスの新型iPadは「J98」「J99」の開発コード名で呼ばれ、WWDC 2015のタイミングにも発表される可能性があるという。大画面iPadの噂は昨年2014年夏頃から出始めており、同年末の時点で「春ごろ」との話が出た後、最終的に「2015年後半にリリース」という話がサプライヤ筋から伝えられている。Appleが考えるこの大画面iPadの位置付けは、従来の9.7インチや7.9インチのiPadのそれとは異なるものになると予想される。まず2015年後半でのリリースを報じたWSJによれば、大画面iPadではUSB 3.xクラスの高速ポートをさらに追加するなど、可搬性よりも据え置きやPC的な用途での利用を想定している様子がうかがえる。これには2つの意味があり、複数のUSBポート内蔵で給電と同時に複数の周辺機器やドッキングステーションの利用が可能になるということ、そして「Lightningポートの排除」という可能性も示唆している。現行のiPadではLightningポートしか搭載しておらず、もしこれを「USB-C」のような規格で置き換えるようになれば大きなトピックだ。またスタイラスのオプションが用意されるという話もあり、手軽な操作性というよりも、教育や業務、イラストレーターなど、よりプロフェッショナルな用途での場面にも活路を見出しているといえる。このほかiOSの新版では2つのアプリの1画面同時表示機能をサポートし、ちょうどWindows 8/8.1におけるModern UIアプリのような形で1つの画面を2つに分割して、それぞれの"枠"でアプリが個別動作するようだ。この分割表示モードは噂の12インチクラスiPadだけでなく、既存のiPadでも利用可能で、画面分割モードも50:50の1/2モードのほか、1/3と2/3といった具合に比率を変更可能だという。別々のアプリの同時表示に加え、例えばMobile SafariのようなWebブラウザで2つの異なるページを同時分割表示させたりと、同一アプリの共存も可能だとしている。こうした仕組みも前述「プロフェッショナル用途」や「大画面の活用」を前提としたもので、シンプルさをうたっていたiOSが変革期に差し掛かりつつあるともいえる。これと合わせ、12インチクラスのiPadでは「従来モデルから解像度が変更される」可能性も考えられる。iOS 8とiPhone 6/6 Plusでは従来とは異なる解像度体系が導入され、これをスケーリング機能によりアプリが自然な形で吸収できるようにした。これまで1024×768のノーマルサイズと4倍解像度のRetinaの2種類しかなかったiPadにおいても、iPhone 6と同様の変化が起こる可能性がある。もう1つ、新iOSにおけるiPad向けの新機能としてマルチユーザーログインの導入も検討されているようだ。これは複数のユーザーが1つのタブレットを共有利用することを想定したもので、例えば12インチクラスiPadのように比較的大型画面の端末をリビングなどに配置して、家族内で使い回すといったことも容易になるとみられる。大画面iPadの登場は、iOSとApple製タブレットのPC化をよりいっそう推し進める役割を果たすのかもしれない。なお9 to 5 Macによれば、これら機能はまだ計画途上にあり、WWDCのタイミングまでに導入が中止される可能性があることも示唆している。
2015年05月22日Appleが次期iOSにおいて地図アプリに「公共交通の乗り換え案内」機能を搭載する計画だという。バス、地下鉄、鉄道が検索対象となり、iOS 9におけるアップグレードの目玉の1つとして来月6月8日開催のWWDCで紹介されることになるとのことだ。同件は9 to 5 Macが5月22日(米国時間)に報じている。同誌によれば、もともとは昨年のWWDC 2014でiOS 8の新機能の1つとして導入される予定だったもので、発表前に機能削除が行われたのだという。iOS 9のアップデートで同機能が組み込まれることで、Apple Mapsアプリ内で車や徒歩でのルート検索だけでなく、公共交通を利用した乗り換え案内機能が有効化されるという。では、なぜ昨年時点で機能導入を見送ったかという点だが、9 to 5 Macの考察によれば品質の"むら"とカバーされる都市の少なさの2つの理由により、Appleが直前になって見送りを決めたとしている。実際、Appleは2013年夏に同種の乗り換え案内機能をアプリ+サービスで提供するHopStopという企業を買収しており、本来であればその改良版としての公共交通の乗り換え案内機能をiOS 8に導入可能だったはずだ。だがサービス提供地域が買収時点で米国とカナダの主要都市と、欧州の一部都市に限定されていた。Appleが初めて独自の地図検索機能をiOS 6に導入したとき、(特に米国以外の)その品質の低さに世界各国でクレームが続出し、当時iOS開発の責任者だったScott Forstall氏が更迭されるという事態が発生している。以後、特にこのような公共性の高いサービスでのリリースには慎重を期しているとみられ、ある程度完成度が高まるまで導入しないというのは十分に考えられる話だ。なお、HopStop買収から2年が経過し、周辺サービスの統合や機能改良もだいぶ進み、欧米の主要都市で利用するぶんには申し分ない程度の品質を備えていると予想される。一方で、国内ユーザーにとっての最大の関心事は日本でのサービスインであり、これが利用できるようになるかがiOS 9での見所の1つかもしれない。その場合、国内サービス事業者のいくつかと提携を行っているとみられ、このあたりの動向にも注目だ。
2015年05月22日iOSとAndroidを両開発する場合に、iOSデザインを先行して考えてから、それをベースにしてAndroidに落とし込むというパターンがよくあります。その際、デザインコストを抑えるため、「iOS版のデザインを考えたので、Android版はそれと同じようにしてください」というように、半ば投げやりなまま開発がスタートするケースもあると思います。しかし、iOSのデザインをそのまま踏襲するということは、Androidの標準にないものはすべて独自で実装しなければならないため、必然的に開発コストが大きくなってしまうということになります。さらに、無理やりほかのプラットフォームのデザインを持ち込んだことで、Androidのデザインガイドラインから大きく外れてしまった場合は、普段使い慣れないものをユーザーに押し付けることになってしまい、最終的にはユーザーへの負担を増やす結果になってしまいます。本記事では、そういった問題が少なくなるように、Android開発において筆者が普段気をつけている点を前編・後編に分けて紹介していきます。○気をつける点 その1:標準コンポーネントを使うAndroid開発においては、「ダイアログをカスタマイズしたい」など、アプリごとにいろいろなこだわりがあると思います。もちろんカスタマイズするだけの時間と工数をかけられるのならば、それもアリでしょう。ただ、時間もお金も潤沢にある、という場合はなかなかないものです。開発コストを抑えるための第一歩は、当たり前のことですが、Androidで標準的に用意されているコンポーネントを使用していくことです。その際、デザインが降りてきたときに事前に確認すべきポイントをいくつか紹介します。スイッチなどのコンポーネントiOS版の標準スイッチは以下の図のようになっていて、設定画面などに使われることが多いです。スイッチ機能を独自で実装するとなるとかなり大変なので、この辺りはAndroid標準で実装するようにして、無駄な工数を削減していくとよいでしょう(下記例はHoloテーマの場合)。また、AppCompat v21から、Lolipopより前のデバイスでも使用できるマテリアルデザインのコンポーネントが追加されたので、今後はこちらが主流になってくると思います。ユーザーへ選択を求めるときたとえば、送られてきたメールに対するアクションを、返信・転送から選んだり、シェアする先を、メール・Twitter・Facebookから選んだりなど、複数のアクションが紐づく場合、iOSではアクションシートで対応することがよくあります。Androidで複数のアクションを選ぶ場合は、コンテキストメニューやオプションメニュー、ポップアップメニューなどが標準で用意されているので、まずはそちらでデザインを組めるかどうかを検討するほうがよいでしょう。○気をつける点 その2:Intentを使うAndroidの特徴的な機能としてIntentがあります。よく使うものとしては、カメラ・ギャラリー・ブラウザ・メールなどが挙げられるでしょうか。できるだけほかのアプリでできることはほかのアプリに任せることで、アプリ自体がシンプルになります。アプリがシンプルになると、メイン機能を伝えやすくなり、コストも削減できるというメリットがあります。今回は、これまでの筆者の経験をふまえて、Intentに関して注意しておいたほうがよさそうな例を紹介します。ブラウザかWebViewか利用規約やプライバシーポリシーなどは、変更などに迅速に対応できるように、アプリ内の埋め込みではなく外部リンクになっていることがよくあります。アプリ埋め込み型だと、規約の変更があった場合、アプリをアップデートする必要があったり、古い規約を参照されたりなどの問題があるからです。そんなときによく迷うのが、WebViewで表示するのか、ブラウザにIntentを投げるのかというところだと思います。筆者の場合、仕様が決まっていないときはブラウザにIntentを投げる方法を採用しています。その理由は、ブラウザには下記の機能があるからです。URLを表示する戻る、進む、更新などのアクションまずURLの表示についてですが、URLと証明書を表示することで、ユーザー側で正規のリンクかどうかをある程度判断することができます。続いて「戻る・進む・更新」などのアクションについてです。シンプルな1ページの画面であればよいのですが、「実は規約画面にお問い合わせフォームがあったから、戻るボタンが欲しい」とか「メールを起動したい」などといった要望が後から出てくるというケースは本当によくあります。基本的な機能がそろっているブラウザに飛ばしていれば、後から出てきた要望にもある程度対応してくれているので便利です。なので、仕様が決まっていないときなどは、ひとまずブラウザで対処するほうがよいと思います。最終的に「やっぱりアプリ内に表示したい」となった場合でも、その段階になれば大体仕様が決まっていると思うので、曖昧なまま実装するよりは、楽に実装できるのではないでしょうか。シェア機能メールやTwitter、Facebookなどでユーザーにシェアしてもらえるように、シェア機能などをつけることがよくあります。基本的にはIntentのアクションに ACTION_SEND を設定してtextを送る、という方法が一番簡単です。ただ、端末に多くのアプリをインストールしているユーザーでは、大量の選択肢が出ることがあるので、メール・LINE・Twitterなどのアイコンを配置して、事前にある程度選択肢を狭めておきたいという要望が多くありました。そのなかでちょっとしたハマりポイントがあったので、ここで紹介したいと思います。まずは、SMS(メッセージ)やメールでのシェアですが、これはIntentの規格が決まっているので、対応するアプリに暗黙的インテントを投げるだけで特に問題なく実装できます。続いて、LINEなどのメッセージ系アプリにシェアを行う場合ですが、これは特に規格がないので、明示的インテントでパッケージ名を指定することで、ひとまず対応ができると思います。最後に問題になったのはTwitterでした。Twitterは特に規格が決まっていないのでLINEと同様に公式アプリのパッケージ名で明示的インテントを投げる想定でしたが、ここが問題でした。なぜなら、Twitterにはさらにサードパーティー製のクライアントアプリも存在しているからです。Twitter公式アプリの代わりにクライアントアプリを使用しているユーザーも多くいるので、公式アプリに限定してしまうと、クライアントアプリのユーザーを弾くことになります。もともと見積もりや企画段階では、シェア機能についてはほとんどコストをかけない予定だったのに、最終的にはSDKを導入しアプリ内からツイートできるように実装することになり予想外のコストがかかってしまった、ということになりかねないので、このあたりは注意しておきたいところです。いかがでしたでしょうか。iOSとAndroidの両開発におけるコスト削減方法として前編では、各プラットフォームの標準コンポーネントの理解を深め、Intentの注意点を紹介させていただきました。後半では、レイアウト構成の注意点や、スタイルの利用などを重点的に解説していきたいと思います。
2015年05月21日Appleが次のiOSとOS Xのメジャーアップグレードで、システムフォントの変更を計画していると9to5Macが報じている。現在iOS 8とOS X Yosemiteのシステムフォントには「Helvetica Neue」が用いられているが、Apple Watchと同じ「San Francisco」に変更しようとしているという。AppleはiOS 7でユーザーインターフェイスを刷新した時に、iOSのシステムフォントをHelvetica Neueに変更した。そして1年後に、フラットデザインを取り入れたOS X YosemiteでOS Xにも採用した。Helvetica Neueについては賛否両論あり、洗練されていてフラットデザインに馴染むという声がある一方で、iOS 7でHelvetica Neue Ultra Lightが用いられた際には、線が細く、文字の形が似ていて、特に小さいサイズで文字の違いが判別しにくいと指摘された。たとえば、アルファベットの小文字の「l」「i」、大文字の「I」、数字の「1」は小さいサイズで違いを判別しにくかった。そうした指摘に対して、Appleはアクセシビリティに「文字を太くする」というオプションを用意し、その後のアップデートで文字の読み取りやすさを改善したが、OS X Yosemiteのシステムフォント変更でもHelvetica Neueの読みやすさは議論になった。San FranciscoはAppleがデザインしたフォントである。Apple Watchのヒューマンインターフェイスガイドラインには「Apple Watchにおいて読みやすいようにデザインした」と書かれている。実際、Apple Watchの発表後そして発売後も表示文字が読みにくいという批判は少なく、ユーザーの反応からSan Franciscoが小さなフォントサイズでも読みやすいことが実証されている。AppleはApple Watchに続いて新しいMacBookのキーボードのキーにも採用、小さな画面に限らず同社がSan Franciscoを評価していることが分かる。しかしながら、システムフォントの変更を実施すれば、San Franciscoに応じたOSやアプリケーションのデザインの調整が必要になる。特にOS Xは2年連続の変更になり、ユーザーや開発者の混乱は避けられない。9to5Macによると、非Retinaディスプレイで無骨な見た目になることから、Apple社内にはSan Franciscoを評価していないエンジニアもいるという。まだ社内の開発版で試している段階であり、最終的にSan Franciscoの採用が今年は見送り、またはキャンセルになる可能性もあるとしている。
2015年05月21日モイは20日、同社が運営するライブ配信サービス「ツイキャス(TwitCasting)」視聴用アプリ「ツイキャス・ビュワー」iOS版のメインデザインを、約5年半ぶりに刷新した。対応OSはiOS 7.1以降。今回のデザインリニューアルは、サービスの海外展開を見据えたもの。米サンフランシスコのデザインスタジオと共同で、世界中のユーザーに使いやすいデザイン設計を目指した。新デザインでは「閲覧中」や「コメント」などの文字要素をアイコン化させるなど、見やすさやアクセスのしやすさを改良した。また、コラボ機能/バックグラウンド再生/Twitterフォロー機能など、利用頻度の高い機能にスムーズにアクセスできるようボタン配置などを工夫した。ほか、機能面では、最大100件までの視聴履歴を表示する「視聴履?歴」を新たに実装した。「ツイキャス」は2015年4月に全世界の登録ユーザーが1,000万人を突破。このうち、約2割が海外ユーザーとなる。同社は従来よりサービスの海外展開・拡大を積極的に進めたいという希望があり、今回の海外向けデザインリニューアルに至ったという。リニューアルに際し、最もこだわったのは、既存ユーザーの使用感。同社は「今サービスを使っているユーザーが、(新インタフェースで)操作を迷わないようにしたかった」とし、ページ構造自体の変更は行わず、その上で海外ユーザーに広く受け入れられるような ユニバーサルデザインを目指したとする。
2015年05月20日Apple Watchでは様々なアプリを使うことができますが、インストールの方法はiPhoneとは少し異なります。今回はApple Watchで新しいアプリを使う方法をご紹介します。○iPhone用アプリとApple Watch用アプリの関係Apple Watchで使うアプリは、Apple Watch単体で入手することはできません。iPhone用アプリの中に"Apple Watch対応機能"として組み込まれる形で提供されています。そのため、Apple Watch用アプリを使うにはまずiPhone用アプリをダウンロードする必要があります。○Apple Watchで使いたいアプリはiPhoneにインストールアプリをダウンロードすると、Apple Watchにもアイコンが表示されます。○Apple Watchでは使わないアプリを画面から消すにはこのように、Apple WatchのアプリはiPhoneと連動してインストールされます。ただし、iPhoneに入れてあってもApple Watchでは使わないアプリの場合は、Apple Watchから削除することができます。Apple Watchに再度アプリを追加する場合は、ここを「オン」にします。なお、アプリの削除はApple Watchの画面上からも可能です。
2015年05月18日森永製菓は、子ども向け知育アプリ「キョロちゃん大冒険」を公開した。同社では、事業領域の拡大を目的として、アプリ事業を開始。同アプリはその第1弾となり、知育アプリ開発のノウハウを持つキッズスターと共同開発したものだ。チョコボールのマスコットキャラクター「キョロちゃん」が悪役ブラックキョロちゃんに奪われた金の卵を取り返すため、パズルや図形合わせの謎にチャレンジしていくストーリーとなっている。また、子どもの知育を目的としているため、同アプリでは文字やナレーションを一切使用しておらず、文字がない直感的なインタフェースを採用。子どもがストーリーの中に入り込めるように仕上げている。さらに、シンプルなストーリーのなかに様々なアクションやパズルを組み入れ、子どもの想像力、好奇心、観察力、思考力を育むための工夫を施しているという。1ステージは5分程度。短時間で区切り、ちょっとした空き時間にも区切りよく遊べるようになっている。神経科学・薬理学を専門とし、海馬や大脳皮質の可塑性を研究している、東京大学 薬学部教授の池谷裕二氏は同アプリについて「キョロちゃん大冒険なら、仮想世界に触れることができます。相手が何を考えているのか想像したり、明日何をしようかと考えることは現実ではない仮想世界を思い描く力によるものです。子どものころに仮想世界をうまく作れるようになることが、大人になってから相手の気持ちを察したり、計画を立てたりする礎となります。キョロちゃん大冒険なら、指を通してよりインタラクティブに仮想世界に触れることができます。おすすめのアプリ、自分の子どもにも遊ばせたいと思います」とコメントを寄せている。
2015年05月15日米Microsoftは14日(現地時間)、Windows 8.1用およびiOS用の「OneNote」アプリをアップデートし、Windows 8.1タブレットやiPadで手書きした文字を検索対象に加えた。OneNoteで作成したノートブックをOneDriveに保存すると、ノートブック内の手書き文字が検索対象になる。OneNoteではすでに画像内の文字列を検索できるようになっているが、これはOneDriveで文字列をテキストとして抽出しており、同様に手書き文字もクラウドで認識する。そのため検索対象になるまでOneDriveへの保存から2~5分ほどかかる。14日時点で手書き文字認識で認識されるのは25言語。今後、対応言語を順次拡大する。また、これまでにユーザーがOneDriveに保存したノートブック内の手書き文字についても、完了までに数週間を要するが、検索対象になるように処理する。
2015年05月15日App Annieはこのたび、iOSとAndroidアプリの利用状況を分析する同社初のレポート「2015年第1四半期アプリ利用状況レポート:日本を含む5大市場で比較するアプリ利用状況」を発表した。同レポートは、モバイルの主要市場となる米国や日本、韓国、イギリス、ドイツ等におけるアプリの利用率や、アプリ利用状況を調査し分析したもの。主要国に加え、成長の著しいアジア各国(中国・インド等)のアクティブユーザー数に基づくトップアプリランキング(iOS/Android・デバイス別)も同時に発表しており、従来のダウンロード数や収益額ベースとは異なる、利用状況によるトップアプリを明らかにしている。これによると、モバイル5大市場(米国・日本・韓国・イギリス・ドイツ)のすべてで、Androidスマートフォンセッション数の40%が、「通信」や「ソーシャルネットワーク」のアプリによって占められており、日本ではLINEが1位に。また、モバイルゲームのプレイ時間が長い市場は、日本と韓国が他の3市場を圧倒。日本のユーザーあたりの平均月間ゲームセッション数は、米国の約3倍、利用時間は約4倍となった。加えて、iOS App StoreとGoogle Playにおける収益の90%以上は、ゲームアプリによるもので、ゲームセッション時間では、タブレットがスマートフォンを25%上まったという。モバイルデータ使用量では、韓国と日本が世界で首位。データ使用量が最も多かったカテゴリは「メディア&動画」で、なかでもYouTubeは今回調査した5大市場すべてでトップとなった。なお、同レポートの詳細は、こちらよりダウンロードできる。
2015年05月15日ファイルメーカーは13日、同社が提供するデータベースソフト「FileMaker」シリーズをサポートするiOSアプリ「FileMaker Go 14」の提供を開始した。ダウンロードは無料。「FileMaker Go」は、これまでに全世界で150万以上ダウンロードされている。FileMaker Go 14は、iPadやiPhoneでFileMakerソリューションを実行できるアプリ。アプリ上でデータベースのレコードの表示/編集/検索などが行える。今回のアップデートでは、インタフェースをiOS 8スタイルのデザインに変更。また、メニューバーなどのUIを非表示にして、フルスクリーンの表示ができるようになった。さらに、スクリプトを作成せずに、バーコードをスキャンしてソリューションに挿入できる機能、横・縦方向に画面の向きを固定する機能、タッチキーボードの有効化やリッチテキストの編集、ビデオとオーディオの各種再生コントロール機能などが追加された。対応OSは、iOS 8.1以降。FileMaker Go 14は、FileMaker Pro 14 / 13 / 12、またはFileMaker Pro 14 / 13 / 12 Advancedで作成されたソリューションと互換性がある。なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Serverにアクセスするには、有償の「同時接続」ライセンスが必要となる。
2015年05月13日ヤフーは11日、Windows 8.1対応アプリ「Yahoo! JAPANアプリ for Windows 8」のサービスを2015年5月末に終了すると発表した。iOS版とAndroid版のYahoo! JAPANアプリは引き続き提供される。「Yahoo! JAPANアプリ for Windows 8」を終了するにあたって同社は、市場の状況とサービスの環境を鑑みて決定したという。同社はそのほか、2015年9月までに7種類のアプリ・サービスを終了することも発表した。終了予定のアプリ・サービスは下記の通り。「Yahoo! JAPANアプリ for Windows 8」(Windows 8.1)2015年5月末終了予定「memora」(Android要件2.3以上)2015年6月15日終了予定「ウィジェリー」(Android要件2.3以上)2015年6月25日終了予定。「LocoClip」(iOS7.1以降)2015年6月末終了予定「Yahoo!コミュニケーションメール」(Android要件2.2以上)2015年8月3日終了予定「Yahoo! JAPANウィジェット for WILLCOM」(Android要件3.0以上)2015年9月末終了予定「ClooShe」(iOS,Android)2015年4月末終了「Yahoo!ボックス」(携帯電話向けサービス)2015年7月末終了予定
2015年05月11日番町製作所は8日、スマートフォン向けアプリ「家電少女」のiOS版を、App Storeにて配信開始した。Android版は4月30日にリリースされている。ダウンロードは無料。アイテムのアプリ内購入は有料となる。番町製作所はアニプレックスの100%出資子会社。家電少女は、家電と合体した少女たちが悪の組織と戦う家電育成型RPG。作中には100種類以上のキャラクターが登場し、電力チップをモチーフにしたパズルをクリアしていくことでストーリーが展開する。対応OSはiOS 6.0以降。Android版の要件は4.0以上。iOS版の配信開始を記念して、5月19日までキャンペーンを実施中。キャンペーン期間中はステージクリア後に手に入るアイテム「家電石」の数が倍増する。また、ゲーム開始日から7日間限定でキャラクターを無料配布する。公式Twitterで配布中のシリアルコードを使用すると、キャラクターのレベルアップを進める素材が手に入る。
2015年05月11日Dropboxは、iOS版「Dropbox」アプリの最新バージョンとなる「バージョン 3.9」を公開し、「最近」タブ機能やiPhone、iPadからファイルにコメントを付けることができる機能を追加した。iOS版「Dropbox」の最新バージョンでは、従来のファイルリストが一新され、最近使用したすべてのファイルが表示される「最近」タブがアプリのホーム画面左端に追加されている。そのほか、先日ブラウザ版の「Dropbox」に搭載されたファイルにコメントできる機能が、iOS版アプリにも新機能として追加され、iPhoneやiPadからコメントを付けることが可能となった。また、同社は数週間以内に、iOS版アプリにMicrosoft Office ドキュメントを作成できる機能を追加するとしている。同機能では、作成したWord、Excel、PowerPointファイルが「ドキュメントを作成」をタップしたときに、「Dropbox」のフォルダに保存されるという。
2015年05月07日米Dropboxは5日(現地時間)、iOS版Dropboxアプリをアップデートし、最新版となるバージョン3.9を公開した。新たに、ホーム画面に最近使用したファイルの履歴リストが表示される機能が追加された。また、従来dropbox.com上で追加可能だったファイルへのコメント機能が、iPhoneやiPadなどから行えるようになった。最近使用したファイルの表示については、全アクティビティの最新情報を表示できる[最近]タブをホーム画面に追加。使用デバイスやdropbox.comにて、アップロードや閲覧、名前の変更、編集などを行ったファイルの一覧が確認できる。これにより、外出時などで必要になる可能性が高い、直近に更新したファイルが、最もアクセスしやすい場所に表示されるようになった。コメント機能では、ファイルへの直接コメントおよび、コメントにおける他ユーザーの招待などがアプリ上から可能となった。@後に相手の名前やメールアドレスを入力することで、他ユーザーの招待や通知などが自動的に行われる。このほか、数週間以内に、iOS版Dropboxアプリから直接WordやExcel、PowerPointなどMicrosoft Officeファイルを作成する機能を追加する予定。Microsoft提供の各Officeアプリを端末にダウンロードすることで利用可能。作成されたファイルは「ドキュメントを作成」をタップした際に閲覧していたDropboxフォルダに保存され、各デバイスやdropbox.comからアクセスできる。
2015年05月07日ロボット向けアプリ開発で実績のあるイサナドットネットは4月30日、感情認識パーソナルロボットPepper向けアプリ「Congrats Pepper」を開発したと発表した。このアプリは、結婚式の来賓に開場までの時間を楽しませることを目的に開発しており、盛岡で挙式された結婚式で試験運用されたという。Pepperは来賓に祝辞をリクエストし、その様子を6秒間録画する。その後動画はクラウド上に保存され、Webサイトからダウンロード・閲覧可能となる。このアプリにより、来賓は開場までの待ち時間を楽しむことができ、主賓も会場の雰囲気を感じることができる。なお、今回の結婚式で録画された祝辞は、主賓へプレゼントとして贈られたという。
2015年05月02日Siriを呼び出す方法は、iOS 8で見直しが行われた。iOS 7までは、耳もとにiPhoneをあてるだけでSiriに命令できるようになる機能(「耳にあてて話す」スイッチ)が用意されていたが、iOS 8で消えた。その代わり、iPhoneが電源に接続されているとき「ヘイ、シリ」と呼びかけるとSiriを起動できる機能(「"Hey Siri"を許可」スイッチ)が追加されている。一長一短あるが、クルマを運転しているときなど手を離せない状況で使いやすくなったことは確かだ。この「ヘイ、シリ」を利用したSiriの呼び出しは、利用する状況を選ぶ。声でSiriを呼び出せるのは便利だが、命令に対するリアクションを必ずSiriが読み上げるため(音声フィードバックを無効化できない)、周囲の目があるときは利用しにくいのだ。この点、目立たず使えた「耳にあてて話す」のほうが使い勝手がよかったといえる。「耳にあてて話す」スイッチがないiOS 8は、ボタンを長押ししてSiriを呼び出すと音声フィードバックがある。この点、「ヘイ、シリ」のときと変わらないが、それは初期設定のときの話だ。設定を見直せば、スピーカーから音声フィードバックを聞こえなくすることはできる。手順はかんたん、「設定」→「一般」→「Siri」→「音声フィードバック」の順に画面を開き、「ハンズフリーのみ」にチェックを入れればいい。これで、Siriに命令したときの音声フィードバックはなくなり、静かにSiriの回答を確認することができる。ただし、ヘッドホンやBluetoothヘッドセットを接続しているときには、そこから音声フィードバックが聞こえるので注意すること。「ハンズフリーのみ」にチェックするとiPhone内蔵スピーカーは使われなくなるが、Siriの音声そのものが無効化されるわけではないからだ。
2015年05月01日米Evernoteは24日(現地時間)、iOS向け「Evernote」アプリのApple Watch対応を発表した。App Storeからダウンロードでき、価格は無料だ。Apple Watch上の「Evernote for Apple Watch」アプリでは、PC版やiOS版のEvenoteと連携し、ノートの管理やリマインダー機能を使用できる。主な機能は次の通り。○リマインダー機能PC版やiOS版のEvernoteからリマインダー機能を設定すると、Apple Watch上にリマインド通知を行なえる機能。また、Apple Watch上でリマインダー設定も行なえる。○タスク管理機能Evernoteで作成したタスクのリストをApple Watch上で管理することができる機能。Apple Watch上で、作成したチェックリストを表示し、完了した項目をタップしてチェックを入れることができる。○音声入力機能ノートに、Apple Watchから音声によるテキスト入力が行なえる機能。○音声検索機能作成したノートを音声検索できる機能。また、検索したノートをApple Watch上で閲覧することができる。
2015年05月01日米Microsoftは29日(現地時間)、サンフランシスコで開催した同社の開発者カンファレンス「Build 2015」に合わせ、既存アプリをWindowsアプリに移植できる新たなSDKを発表した。今回開発者向けに発表されたSDKは、「Webサイト」「.NETおよびWin32」「Android(Java/C++)」「iOS(Objective C)」の4種類で、アプリの既存コードをベースに、Windowsストアのユニバーサルアプリを制作できる。制作したアプリはWindowsストアを通じて提供されることになる。Adobe Systemsはこのうち、Win32用のSDKを利用して「Adobe Photoshop Element」「Adobe Premiere Elements」のWindowsアプリの提供を発表している。また、既にWindowsストアで提供している、KingのWindows Phoneアプリ「Candy Crush Saga」にはObjective C用のSDKが利用されていることも発表された。
2015年04月30日モバイルアプリ開発者は、Object-Cで書いたiOSアプリやJava/C++で書いたAndroidアプリのコードを再利用して、簡単にWindows 10のユニバーサルアプリを提供できる。米サンフランシスコで29日に始まったMicrosoftの開発者カンファレンス「Build 2015」でOSグループのエグゼクティブバイスプレジデントであるTerry Myerson氏がデモを披露した。Androidアプリについては、Windows 10のサブシステムとしてAOSP(Android Open Source Project)が動作するレイヤーが設けられる。Androidアプリ開発者はJava/C++で書いたAndroidアプリにわずかな変更を加えるだけで、Windows 10スマートフォン用アプリとしてWindows Storeに申請できる。このAndroidランタイム用のUniversal Windows Platform Bridgeツールキットは「Project Astoria」と呼ばれている。iOSアプリのObject-Cコードは、XcodeプロジェクトをVisual Studioにインポートし、いくつかの変更を加えてObject-CコンパイラでWindows 10モバイルデバイス向けに再コンパイルする。iOS用のUniversal Windows Platform Bridgeツールキットは「Project Islandwood」と呼ばれている。Project AstoriaとProject IslandwoodはWindows 10の提供開始後にリリースする予定で、現在それぞれのページで開発者向けプレビューへの登録を受け付けている。
2015年04月30日アップルは、Apple Watchのアプリについて、時計の表示を主な機能としたアプリの公開を禁止すると、App Storeのレビューガイドラインにて明記している。アップルは、App Storeのレビューガイドラインにて、「時間を示すことが主な機能のWatchアプリは拒否する」と明記しており、サードパーティがウォッチフェイスアプリを開発することを不可能としている。そのため、ユーザーはあらかじめApple Watchに用意された、「クロノグラフ」、「カラー」、「モジュラー」、「ユーティリティ」、「ミッキーマウス」、「シンプル」、「モーション」、「ソーラー」、「アストロノミー」、「特大」の10種類からしかウォッチフェイスを選択できない。同社は、英語版「Apple Watch - ユーザーガイド」の「文字盤」の項目に、ソフトウェアアップデートをすることで、現在のウォッチフェイスとは違うセットが見つかる可能性があると記載しており、今後のアップデートによってウォッチフェイスを追加することを示唆している。
2015年04月30日米Facebookは現地27日、iOSおよびAndroid向け「Messenger」アプリにビデオ通話機能を追加した。ビデオ通話機能は当初、北米、欧州などを中心に17カ国でサービスが提供される。日本を含むその他の地域は今後数カ月内で対応するという。ビデオ通話が可能な場合、「Messenger」アプリの画面右上のアイコンをタップすることで、フェイストゥフェイスでの会話が行える。Messengerは通話機能に対応しているもののビデオ通話にはこれまで対応していなかった。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月28日本日より販売が始まったアップルの「Apple Watch」だが、Apple Watch用アプリのインストール方法など、これまで謎な部分も数多くあった。本稿では、Apple Watch用アプリとiPhoneにインストールされる「Apple Watchアプリ」について、簡単に解説していこう。まずはiPhoneにインストールされる「Apple Watchアプリ」から。この「Apple Watchアプリ」はバージョン8.2以降のiOSに含まれている。もし、ホーム画面上に「Apple Watchアプリ」が表示されていないとしたら、iOSがアップデートされていない可能性が高い。iOSをアップデートするには、ホーム画面から「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開き、「ダウンロードとインストール」をタップ、その直後に表示される利用規約、利用条件の「同意する」をタップすることで行える。その際に、iPhone以外の機器は必要ないが、iPhoneをWi-Fiに接続した状態にしておこう。アップデートが完了すると、iPhoneのホーム画面に「Apple Watchアプリ」が現れる。なお、「Apple Watchアプリ」を利用できる端末は、 iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plusの5機種。バージョン8.2以降のiOSがインストールできても、iPadやiPod touch、iPhone 4Sでは「Apple Watchアプリ」を利用できない。iPhoneの「Apple Watchアプリ」を起動すると、画面下に4つのタブが表示される。この中の「おすすめ」をタップするとApp Storeにアクセスでき、Apple Watchに対応したアプリをダウンロードできる。ここで注意して欲しいのは、App Storeには、iPhone用アプリ、iPad用アプリのように独立した形でのApple Watch用アプリのページは存在しないということだ。では、Apple Watch用アプリはどこにあるのかというと、すべてiPhoneアプリの中に含まれている。Apple Watchを使うにはiPhoneとペアリングを行い、各種設定を済ませる必要があるのだが、それらの作業の中にアプリをApple Watchにインストールするという事項が含まれているのだ。これは、Apple Watch側でパスコードを設定した後に現れるのだが、この時、Apple Watchアプリをすべてインストールすることもできるし、使うものだけを選択してインストールすることもできる。iOS 8.2がリリースされた際、「詳しい情報」の中に記載されていた謎のアプリ「アクティビティ」は、iPhoneとApple Watchをペアリングするとホーム画面に現れるようになる。言い方を変えると、iPhoneとApple Watchをペアリングさせない限り、「アクティビティ」はホーム画面に表示されないし、利用もできない。「アクティビティ」ではApple Watchに保存されたフィットネスデータや成果をiPhoneで表示できるようになる。以上、Apple Watch用アプリとiPhoneにインストールされる「Apple Watchアプリ」について、ごくごく基本的な使用方法をみてきた。マイナビニュースでは、今後もApple Watch用アプリの使い方、Apple Watch本体のレビューなどをお届けする予定だ、
2015年04月24日Amazonは24日、iOS向けアプリ「Amazonアプリ」のアップデートを発表した。最新バージョン4.7.0では同日発売したApple Watchをサポートし、Apple Watch上でAmazonアプリの主要機能が利用できる。アプリは無料でApp Storeからダウンロード可能。iOS版Amazonアプリの最新バージョン4.7.0では、Apple Watchをサポート。iPhoneを通じてApple Watch上にAmazonアプリをインストールすると、商品検索や、1-Click注文、ほしい物リストへの商品の追加、検索キーワードの保存、(Handoff機能にて)iPhoneでの商品詳細表示などが、Apple Watchから操作できる。Apple WatchのAmazonアプリは、日本、カナダ、中国、フランス、ドイツ、米国、イギリスで提供を開始している。
2015年04月24日AmazonのiPhone版「Amazonアプリ」がApple Watchに対応した。Apple Watch上のAmazonアプリをタップするだけで、商品を注文したり、ほしい物リストに追加することができる。Apple Watch対応の「Amazonアプリ」では、音声検索で商品を検索、商品名、価格、発送に関する情報、商品画像、カスタマーレビューが閲覧できるほか、「1-Click注文」や「ほしい物リスト」への保存などの機能に対応する。商品の詳細情報を知りたい場合には、Handoff機能を利用して、iPhoneのAmazonアプリ上で見ることもできる。
2015年04月24日ファイルメーカーは、同社が提供するデータベースソフト「FileMaker」シリーズをサポートするiOSアプリ「FileMaker Go」のダウンロード数が全世界で150万本を突破したと発表した。同アプリは、iOS端末を使って、データベースソフト「FileMaker」シリーズのレコードの表示/編集/検索を可能にするというもの。FileMakerプラットフォームでは、iPad、iPhone、Windows、Mac、およびWebブラウザで動作するカスタム・ビジネスソリューションを作成することができる。現在のバージョンで、バーコードのスキャン、ポップオーバー機能、スライドコントロール機能を装備したほか、新しいiOSのキーボードに対応している。
2015年04月22日日本マイクロソフトが提供する「Microsoft PowerPoint」「OneDrive」のiOSアプリが18日、Apple Watchに対応するアップデートを行った。OneDriveアプリ最新版(バージョン5.3)では、Apple Watch上でOneDrive内の写真を表示・削除できるようになった。また、タグによる写真の検索、アルバムの参照などが行えるようになった。このほか、iOSデバイス関連の機能として、デバイスからの直接印刷やPDF内のテキスト検索、スワイプによるページ遷移なども追加された。PowerPointアプリ(バージョン1.8)では、Apple Watchでスライドショーをコントロールできる「PowerPoint Remote for Apple Watch」を追加。前後のスライドへの移動や、経過時間、現在のスライド番号、スライドの総数などの管理が行えるようになっている。iOS向けの「Microsoft Word」「Microsoft Excel」もバージョンアップしているが、Apple Watchに関する更新はない。
2015年04月22日Microsoftは、Apple Watchに対応したiOS向け「Microsoft PowerPoint」アプリ、「OneDrive」アプリの最新版を公開した。「Microsoft PowerPoint」ではスライドショーの管理が、「OneDrive」では写真の管理が、Apple Watch上で可能となる。最新版のiOS向け「Microsoft PowerPoint」アプリには、Apple Watch上でスライドショーの管理ができる「PowerPoint Remote for Apple Watch」が追加されている。スライドショーの開始後、前後のスライドに移動できるほか、経過時間、現在のスライド番号、スライドの総数がApple Watch上で確認できる。iOS向け「OneDrive」アプリでは、「OneDrive」内に保存された写真の参照および不要な写真の削除、タグによる写真の検索、アルバムの参照がApple Watch上で可能になるという。なお、iOS向けの「Microsoft Word」、「Microsoft Excel」アプリも最新版が公開されているが、Apple Watchに対応する更新は含まれていない。
2015年04月22日GMOデジタルラボは4月20日、店舗向けの集客支援アプリ「Biz Palette アプリ byGMO(Biz Palette アプリ)」用のオプションプラン「Beaconプラン」の提供を開始した。Biz Palette アプリは、店舗向けの集客支援アプリをオーダーメイドの制作するサービス。App StoreやGoogle Playへの申請も代行する。店舗側がアプリ制作の知識がなくても、自社ブランドを活かした店舗専用アプリを導入できることが特徴だ。同社によると、2014年9月に提供開始してから現在までで200社の導入実績があるという。今回のBeaconプランは、制作したアプリにBeaconとの連携機能を追加できるというもの。プランを利用するには、店舗にアプリックス製のBeacon端末を設置することが条件となる。プランの特徴の一つがスタンプの発行機能だ。店舗側がBeacon端末をレジに設置すれば、来店したユーザーがアプリをインストールしたスマートフォンを端末にかざしてスタンプを付与できる。従来のスタンプ機能は、ユーザーへの発行の際に管理画面を表示するものが多かったが、ユーザーに手間だと感じさせないように工夫されている。スタンプ機能の使い方も多彩だ。例えば、複数の店舗をもつチェーン店で、店舗ごとにBeacon端末を設置してスタンプラリーを実施することも可能だ。店舗ごとにスタンプのデザインを変えることもできるので、店舗の特徴に合わせたイベント企画やPRを行うことも可能となる。Beacon端末の検知エリアに入ったユーザーのスマートフォンに、特定のメッセージやPOP広告をプッシュ通知を表示させる機能もある。Beacon端末の設置場所や検知する距離を工夫することで、ユーザーのロケーションやニーズに合わせた情報を通知できる。管理画面は、Beacon端末で収集された情報を見られる。これにより、来店者の数、プッシュ通知を見てアプリを起動した来店者の数などをリアルタイムに集計したり、来店者の属性(性別・年代・職業・住んでいる地域など)情報を確認したりできる。来店者数は週間・月間で確認でき、曜日ごとやキャンペーン期間中の推移など、来店数の分析に活用できる。さらに、各ユーザーの累計来店回数も集計できるので、顧客の分析やマーケティングなどにもご活用いただけます。Beaconプランの利用料金は、Beacon1台あたり3000円/月(税別、以下同)。Biz Palette アプリは、スタンダードプランが1万5000円~/月、エンタープライズプランが2万5000円/月。支払は、12回払いの1年契約のほかに、さまざまな支払い方法を用意する。
2015年04月22日iOSの「メール」には、「スレッドにまとめる」機能がある。スレッドとは、同じトピックに関連した投稿(メール)の集まりのことで、最初の投稿に対する返信、その返信に対する返信……と受信/返信の繰り返しにより形成される。最初の投稿に対する返信の積み重ねであるため、おのずと話題は1つに絞られる。あとからスレッドを読み返せば、1つの話題を時系列的に追いかけることができるというわけだ。「メール」でスレッドにまとめる機能を有効にする場合、「設定」で「メール/連絡先/カレンダー」を選択し、「スレッドにまとめる」スイッチをオンにする。これだけの操作で、同じトピックに関連した投稿は1つのスレッドにまとめて表示されるようになり、最初に投稿されたメールをタップすることでスレッド全体を表示できる(以下、スレッド画面)。1つのスレッドに属すメールはスレッド画面で確認できるが、メール(受信)ボックスを開いた直後の画面では、どのメールがスレッドを構成しているかどうか区別できない。このメールをきっかけにやり取りが始まったはず、という記憶を頼りにスレッド画面を表示しなければならないのだ。左端に返信マークがあるかどうかで見分ける方法もあるが、iCloudメールの場合はMacなど他のデバイスで返信している可能性が高く、その場合返信マークは表示されない。しかし、いちいちスレッド画面を開かなければスレッド数を確認できないというわけではない。受信ボックスを開いているとき、スレッドを構成しているとおぼしきメールを左方向へスワイプしてみよう。スレッドに含まれるメールの場合、「ゴミ箱」ボタンに表示されている数がそのままスレッド数なのだ。逆にいえば、ゴミ箱に数字が表示されているメールは複数回やり取りがあったもの、すなわち重要度の高いものだとわかる。削除する前に、ゴミ箱の数字が大きいメールはスレッドの内容を確認しておこう。
2015年04月20日ドワンゴは16日、動画サービス「niconico」へ動画投稿が可能になるiOSアプリ開発キット「ニコニコスマホSDK」に、ニコニコ生放送への配信機能を追加した。「ニコニコスマホSDK」は、iOSアプリケーション開発者向けの開発キット。iOSアプリに組み込むことにより、ゲームのプレイ動画などを簡単にniconicoに投稿できるもので、これまでのニコニコ動画に加えて、新たにニコニコ生放送にも対応した。生放送配信機能では、プレイヤーがゲーム実況動画をニコニコ生放送で配信できるほか、生放送の視聴者コメントをプレイ画面に表示することで、プレイヤーと視聴者によるリアルタイムのコミュニケーションを実現。また、視聴者が投稿したコメントをゲームに反映させる機能を追加開発することで、視聴者が『回復』とコメントを打つとゲーム内のライフポイントが回復、視聴者が『加速』とコメントを打つと移動速度がアップといったことも可能となり、視聴者がゲームに参加しているような新しいゲームも開発できるという。このほか同キットには、アプリ画面やカメラ映像の録画、マイク音声のリアルタイム録音、動画の編集・エンコード、SNS(Twitter/Facebook)などへのシェア、youtubeへの同時投稿(動画)、ニコニコアカウントの作成といった機能も搭載。なお、4月25日より開催される「ニコニコ超会議2015」では、本キットを組み込んだゲームタイトルの体験ブースが実施予定となっている。
2015年04月17日