くらし情報『家に拡張の余地を残す鉄、木、コンクリート。マテリアルの力強さが際立つ家』

2019年9月30日 00:00

家に拡張の余地を残す鉄、木、コンクリート。マテリアルの力強さが際立つ家

素材の経年変化を楽しむ

表参道のヘアサロンのオーナー藩 賢毅さんの住まいは、鉄、木、コンクリートと、建材のマテリアルが生きる家。髪質が生きるようにカットする”ノンブローカット”を生み出した藩さんらしいお宅だ。
「鉄板が錆びたり、石に苔が生えたり、木材が飴色に変わっていったりと、朽ちて行く姿が美しい、経年変化が楽しめるマテリアルで家を作りました」

設計は、海建築家工房の海野健三さん。

「設計士を探していた時、インテリア雑誌の編集者に海野さんをご紹介いただきました。きっと気が合うわよ、と(笑)」
果たしてその読みは大正解だったそう。
「既成概念にとらわれず、あっと驚くような柔軟な発想で設計してくださり、想像以上の理想の家ができました。いわゆる豪邸みたいにはしたくないという僕の希望も汲んでくださいました」

目次

・素材の経年変化を楽しむ

・家に拡張の余地を残す
・脱衣所を広々とした畳敷きに


家に拡張の余地を残す鉄、木、コンクリート。マテリアルの力強さが際立つ家

藩 賢毅さん、弓恵さん夫妻。お子さんは柚葉さん、勘太くん、凰太くんの3人。
家に拡張の余地を残す鉄、木、コンクリート。マテリアルの力強さが際立つ家

ダイニングテーブルはイサム・ノグチ。チェアはチャールズ・イームズ。壁の時計はジョージ・ネルソン、その下に柳宗理のバタフライチェア。ミッドセンチュリーのものを始め、家具は以前の家で使っていたものがほとんどだとか。

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