2017年8月23日 21:00
【元グラドル決意表明】セミヌード公開の代わりに諦めた…アレがしたい!
美容家として名を広めようと作ったHPが機能しなくなったことで、心の奥にしまい込んでいた「本当にやりたいこと」がむくむくと湧き上がってきた筆者・小阪。それは、芸能界引退後に一時携わっていた保育の世界に戻ることだった。そしてその想いは……。
文・小阪有花
【グラドルから保育園へ】
vol. 69
一度は諦めた保育への想い
セミヌードを公開して以来、保育園で雇われることを諦めた。しかし、諦めたのと同時に、自分がしたい保育は明確になっていた。保育園は、ひとりひとりを知ることはできるけど、向き合い、その子たちのペースにあわせて育てることは難しい。集団行動で生活するため、個人の意志が尊重されることは少ない。少なくとも、私が働いてきた保育園では、子どものことを考えながらも、やはり保育園のルールのもと行動しないと、裏で厄介ものとして扱われてしまっていた。
保育園は社会勉強の場だから保育園のペースに子どもがのらなくてはいけない、というか、のせてあげる事で、社会とはこういうものだと教える場でもあるから仕方がない。でも、私は社会のルール、仕組みよりも先に、子どもたちの思いや、行動の裏の心理をよみとり、共に寄り添うことができる保育園があってほしいと思っていた。