2015年7月19日 14:00
“自分自身と結婚”のセルフウェディング「現状を正当化したいだけ」?
独身でも人生を謳歌していることを自ら祝福する価値観が、英国で話題に。
「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが今週のテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。
「セルフウェディング」を知っていますか?自分にとって最も必要な存在は“自分”と気付いた女性が、私自身と結婚式を挙げること。anan男子100人へのアンケートでは、多様な価値観を受け入れる現代ならでは?ともいえる、半数以上が「セルフウェディング」に賛成票。土田さんのご意見はどうでしょうか。
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このネーミングを見てまず思ったのが、少しでも若いうちにウェディングドレスを着たかったのかなぁって。それも通り越して、自分自身と結婚する!?誰かではなく、自分自身が必要な存在であって、一人でいることが自分にとって幸せだと気付いた、と?
そりゃ誰しも、一人がいちばん心地いいに決まっているし、自分のことがいちばん好きですよ。
要は協調性がなく、今の自分の現状を正当化したいだけ。アラサーにもなって、そろそろ結婚を…って親からもゴチャゴチャ言われ、でも出会いもないし…っていう境遇の人を、“自分自身と結婚”するという提唱者が、すべてを正当化してくれたわけで。