2015年7月22日 20:00
佐々木蔵之介が選んだ「何やっとんねん!」な稽古場とは
ささき・くらのすけ1968年2 月4 日生まれ。京都府出身。舞台『マクベス』はパルコ劇場にて上演中。オフィシャルフォトブック『動く森―スコットランド『マクベス』紀行―』発売中。
ベスト¥48,000シャツ¥39,000パンツ¥43,000(以上フランク リーダー/マッハ55リミテッドTEL:03・5413・5530)
昨年のスーパー歌舞伎への出演に続き、今は舞台で一人20役に挑戦している佐々木蔵之介さん。時に飄々と、また時には力強く相手を牽引するかのような、しなやかなその魅力から目が離せない。
タレントでエッセイストの小島慶子さんも「中年男性の平凡な、でも時々ハッとするほどセクシーな存在感がある」と語る、佐々木さんの魅力に急接近すべく、現在公演中の舞台『マクベス』の公演直前、稽古場にお邪魔。すると、心地よい疲労感と達成感に包まれた佐々木さんがそこに居た。
「20役は、しんどいですよ。稽古中はわりと孤独だったし、一人で台詞を言っても相手がいないと返ってこない、何もない状態というか。でも、本格的な稽古に入ると音響が入ったり、スコットランドから1か月半かけて舞台セットが船便で運ばれてきたり、演出家の笑顔があったり。