2019年3月31日 20:30
色気にドキドキ! 吉田秋生、東村アキコ…エロスが詰まった漫画3作
幽霊や化け物などの不思議ごとを、主人公である“拝み屋”のお妖が解決する。「登場する女性キャラクターの多くがセックス好きという、今日び珍しい設定です。10ページを超える絡みのシーンが登場することもありますが、お相手は美形のイイ男ばかりで絡みのバリエーションも豊富とエロスエンタメ度が高い。セックスへの肯定感を持てる日本人女性が少ない中で、一条ゆかり作品の延長線上にある、“女性万歳”系エロスでもある」
男装した女と男の関係
東村アキコ『雪花の虎』(既刊7巻)小学館、ビッグコミックススペシャル
戦国武将である上杉謙信が、実は女性であったという説を題材にした歴史漫画。「上杉謙信がお風呂に入っていると、そこへ武田信玄がやってきて謙信を口説こうとします。後に宿敵となる二人が裸で出会い目が合うシーンは、画角も含め、すごくカッコいいエロスが描かれているので必見ですよ。また、謙信が一人前の女になるために、お世話になっていた僧に『俺を女にしてくれ』と体の関係を持つのですが、そういう二人のやり取りもセクシーです」
湯山玲子さん著述家、ディレクター。『ごごナマ』(NHK)などレギュラー番組多数。
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