2019年6月26日 20:40
唐田えりか「30代の自分を想像したら、幸せすぎて倒れてしまいそう」
日本と韓国で活躍している次世代女優・唐田えりかさんが自身が目指す役者像について話してくれました。
日本×韓国。2つの国で活躍する国際派。
「もともとモデルに憧れてこの世界に入ったのですが、お芝居をしたいと思ったことはありませんでした。デビューしてからずっと、演技には苦手意識を持っていたので、『20歳になったら辞めよう』と思っていたほどです」
2018年、初めてヒロインを演じた映画が「第71回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に出品され、一躍注目女優の仲間入りを果たした唐田えりかさん。ブレイクする前の10代の頃を振り返ってもらうと、「常に女優としての自分に自信がなかった」と語る。そんな彼女が大きく変わるきっかけとなったのが、前述した映画『寝ても覚めても』への出演だった。
「何も考えずに、自分の役の瞬間瞬間を生きられたのは、この作品が初めて。
演じているうちに自分の内側から何かが湧き出る感覚があって、『お芝居をするってこういうことなんだ!』と思ったんです。そこでようやく女優としての覚悟を決めたというか。やっとスタート地点に立てた気がして、『ここからが勝負だ』と強く思いました」
さらに唐田さんの転機は続く。