2020年4月5日 18:30
「長すぎでしょ!?」柄本佑が「もうがまんできない」と感じるモノとは?
「自分にとって宮藤さんの作品に出るのって、何かお祭り感というか特別な感じがするんです」と言う柄本佑さん。その理由を伺うと、うーんと首をひねって「単純に作品が好きだからじゃないかな」と返す。柄本さんがこのたび出演するのは、宮藤官九郎さんが、その時やりたいことをやりたい俳優たちと自由に表現するウーマンリブシリーズ。それまで映像作品には出演しているけれど、宮藤さんの舞台は今回が初。『もうがまんできない』と題した作品は、“現代人のストレス”がテーマとか。
「宮藤さんの作品がいいなと思うのは、侘び寂びのようなものを感じさせるところ」
「日常には“がまんできないこと”が山ほどありますよね。がまんできない人たちが観に来て、がまんできない人たちが言っちゃいけないことを言ったりして発散している姿を観ていただいて、すっきりしていただくという作品なのかなと思います」
ウーマンリブシリーズというと、宮藤さん流の、いい意味でくだらなくてバカバカしい笑いが盛りだくさん、なイメージ。でも、柄本さんによれば「爽やかで、印象としては青春ドラマ」なのだとか!?
「僕は宮藤さんが監督された映画のなかで『中学生円山』が一番好きなんですけれど、すごく笑えるのに、観てるとなんだかグッとくるんです。