くらし情報『温活に“できたてアツアツ”の食事はよくない? 逆に冷えリスクが上がるワケ』

2020年12月7日 19:00

温活に“できたてアツアツ”の食事はよくない? 逆に冷えリスクが上がるワケ

体温を上げることは、冷えないカラダを作るために必要不可欠。でも、体温のメカニズムを知らないで温活を行っていると、意外な落とし穴が!

急激な体温変化にご用心。緩やかに上げる習慣を。
温活は大事でも、何も考えずにひたすら温めればいいというわけではないと、医師の渡邉賀子先生。

「私たちは、心臓や脳などがある核心部の体温を37°Cに保つために、体温を調整します。たとえば、暑い時は、汗を出して熱を逃がし、逆に寒い時は、熱を外に出さないようにします。つまり体温が一気に上昇すると、カラダは逆に熱を放出することで体温を調節し始めます。そのため、注意しないとかえって冷えリスクが高まるのです」

さらに急激な体温変化は、交感神経と副交感神経からなる自律神経にも負担がかかるとか。


「急に冷えると交感神経が優位な状態が続き、自律神経のバランスが乱れることも。さらに、一度寒さを感じると体温が元に戻りにくくなるので、体温は緩やかに上昇・低下させることが大事です」

ここでは、体温調整を緩やかに、かつ熱を守るための行動を、食事の観点からお教えします。

体温上昇と冷えは表裏一体!体温調節のメカニズムとは。
冬は、「暑い」

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