2020年12月23日 18:30
オードリー・タン流の“感情抑制法” 重要なのは「呼吸と睡眠」
まるでオードリーさんのようだと、トレッカーと呼ばれるファンの間で囁かれています。
オードリー:私はしばしばSF作家の言葉を引用しますが、バルカン人について特に考察したことはありません。
――そうでしたか(笑)。今日は日本の読者に、バルカン式ではない励ましの言葉をいただけますか。
オードリー:すべてのものには裂け目がある。しかし、その裂け目からは光が差すでしょう。
生い立ちからデジタル担当政務委員としての活躍ぶりまで、彼女にまつわるあらゆる情報を網羅した一冊『Au オードリー・タン 天才IT相7つの顔』(アイリス・チュウ、鄭仲嵐 共著/1400円文藝春秋)。巻末の防疫レポート「特別付録 台湾 新型コロナウイルスとの戦い」も必読!
オードリー・タン1981年4月18日生まれ。
台湾名・唐鳳。8歳から独学でプログラミングを学び、15歳でプログラマーとなり、翌年にはIT企業の共同経営者に。以後、フリーソフトウェアの開発等に取り組む。アップル社の顧問などを歴任し、33歳でビジネス界からの引退を宣言。2016年、35歳の若さで蔡英文政権に入閣、デジタル担当政務委員(大臣)に就任。
※『anan』2020年12月23日号より。