2021年6月8日 22:10
乃木坂46・筒井あやめ「人はここまで変身できるんだ」感動した先輩の舞台とは?
いま注目の劇作家、横山拓也さんの名作『目頭を押さえた』が、この夏新たな顔ぶれで上演される。同作品で初めてソロの舞台に挑むのが、乃木坂46の末っ子、筒井あやめさん。
舞台の幕が下りるとき、役も私も一歩成長していられたら。
「もともとお芝居に興味があったので、お話を聞いたときはびっくり。その後じわじわと喜びが…」
小さな山村で、二人の少女とその家族が伝統と時代の間で揺れ動くさまを描くこの作品で、筒井さんは写真家を夢見る高校生・遼を演じる。
「遼の夢に対する思いの強さ、一度決めたことは貫こうとする姿に共感します。お父さんと言い争う場面もありますが、私は毎日電話するくらい父と仲良しなので、そこはピンとこないんです…(笑)。でもお稽古を重ねてその思いも理解したいです」
W主演で同い年のいとこを演じる秋田汐梨さんとは初共演。
「秋田さんの明るいイメージと役がぴったり。でもお互い人見知りなので少しずつ“いとこ”になれたら」
笑いを交え丁寧に心情を描くセリフの掛け合いが持ち味の横山作品。しかも今回は、ほぼ全編関西弁。
「ファンの方の顔と名前を覚えるほど記憶力には自信があるので、セリフ覚えは大丈夫。