2021年6月24日 18:30
千葉雄大と哀川翔が語る「僕たちが勝てない一番の誘惑は…」
―哀川さんは初挑戦となった吹き替えでウサギ役というのは、いかがでしたか?
哀川さん役がウサギでも何でも俺は変わらないんだけど、今回は地下街のボスでピーターを悪の道に誘い込む役どころだったので、どこまでピーターを巻き込めるかというのがひとつのテーマでした。都会に住む動物たちも生きていくのに必死なので、その厳しさや相当な道のりを歩んできたんだなという生きざまみたいなものも見せられたらいいなと。あとは、そこにどこまで自分が入り込んでいけるかが大事かなと思いました。
―吹き替えならではの難しさに苦労したこともあったのでは?
哀川さんまずは、テンポの速さには驚きましたね。俺は普段話すのがそんなに速いほうではないから、そのテンポ感に合わせるのが難しかったです。それは俺が初めてバラエティ番組に出たときみたいな感じだったかな。
―周りが早くてついていけない感覚ということですか?
哀川さんそうそう。みんな速いから、初めて出たときは何も言えなかったよね(笑)。
そこで、「あぁ、ゆっくりとかまえていられないんだな」と知りました。
疲れたときに観ると元気になれる
―現場によって、テンポ感はかなり違うんですね。