くらし情報『阿部寛、マレーシア映画で庭師役に 「あまり見たことのない自分が映っていました」』

2021年8月10日 20:10

阿部寛、マレーシア映画で庭師役に 「あまり見たことのない自分が映っていました」

脚本が上がった段階で、懸念することは何もありませんでしたね。あとは、変な誤解が生まれないように現場でも擦り合わせました。こうした作業は、外国の作品に出る時は、毎回必要になります」

マレーシア女性のユンリンは、日本人に複雑な感情を抱いていたが、やがて有朋に惹かれていく。

「二人は国もそれぞれが背負っている立場も違います。それでも互いを理解し合おうとする男女の愛を繊細に描いた作品で、そこにはあまり見たことのない自分が映っていました。それがいいのかどうかは、まだ自分ではわかりません。作品を客観的に見るには時間がかかるんです。この間久々にやった『ドラゴン桜』も16年経ってやっと視聴者目線で前作を見られましたから」

『ドラゴン桜』の桜木のようなキャラの強い役も魅力的だが、有朋のように佇まいだけで語る役を演じ切れるのも、阿部さんの凄みだ。


「海外の方も『ドラゴン桜』や『結婚できない男』を好んで見てくれてたみたいですが、オファーが来るのはなぜか不思議と寡黙な役なんです。海外作品にはこれからも機会があればどんどん挑戦したいですね」
この作品の現場には、9つの国や地域から演者・スタッフが集まった。

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