2016年8月20日 12:00
竹内涼真 忘れない“仮面ライダー”でのアドバイスとは?
高校球児をトランペットで応援したい一心で、全国大会を目指すハイレベルな吹奏楽部に入部した小野つばさ(土屋太鳳)。何度も心が折れそうになる彼女を支えたのが、甲子園を目指す野球部員・山田大介と交わした約束だった。
人気漫画を映画化した『青空エール』で、大介をさわやかに演じる竹内涼真さん。
「少女漫画は普段読まないですが、原作は一生懸命やっている高校生の物語だったので入り込みやすかった。部活に打ち込む高校生が励まし合ううちに友情から恋が生まれる展開は共感できました」
大介の優しさが印象的だ。
落ち込むつばさの上履きにニコちゃんマークを描く場面は、胸キュンもの。
「大介は天然というか、すごく素直。絵を描いたのも、優しくしなきゃと気負ったわけではなく、『大丈夫だよ、頑張ろうな』という気持ちのあらわれです。二人が出会うシーンで“甲子園に僕たちがいるのが見えた”と無邪気に喜ぶ大介の存在に、つばさは元気づけられるわけで、前向きで太陽みたいな存在だと思いながら演じていました」
原作や脚本を読んでキャラクターを分析し、撮影現場で演じることでさらに深く役作りするという。
「大介とつばさの関係性を想像し、監督とも相談して作っていきました。