2021年12月19日 18:40
不眠、風邪気味、末端の冷えに…お悩み別、冷えに効く「ツボ」を解説!
下半身に気血を巡らせ、温めるツボを使いましょう。足の裏にある“湧泉(ゆうせん)”は、全身の気の循環を良くするツボ。かかとの、気持ちを静めるツボ“失眠(しつみん)”と一緒に刺激します。ゴルフボールや青竹などを使うと手軽です。さらに、冷えや月経前のイライラなど、女性特有のあらゆる悩みに対応する“三陰交”もぜひ。どのツボも、深呼吸しながら押すと効果的です」
湧泉は、足の指を折り曲げた時に最も凹むところ。腎の経絡が始まる場所で、エネルギーが湧き出すことからこの名が。失眠はかかとのちょうど真ん中。
内くるぶしの上から指4本分上がったところ。腎と、血や情緒と関係する肝、胃腸を司る脾の、3つの経絡が交わる。非常に大事な場所なので、常に冷やさずに。
POINT湧泉や失眠は、ゴルフボールを足裏でゴロゴロして刺激するほか、青竹があれば使うと簡単。3つのツボをまとめて温められる、足湯もおすすめ。
末端が冷える
手足が冷えて辛い時は、この“八邪”と“八風”をチョイス。
「どちらも、指の間にあるツボ。親指と人差し指でつまんで、ほぐすように刺激します。しばらく行うと、ツボからの気の出入りが活発になって血の巡りが戻り、じんわりと温まってくるのを感じられるはず。