くらし情報『井之脇海「僕以外の人にやらせたくないと思った」 舞台『エレファント・ソング』に挑む』

2022年5月4日 21:10

井之脇海「僕以外の人にやらせたくないと思った」 舞台『エレファント・ソング』に挑む

精神科医のドクターの失踪を巡って、患者のマイケルと対話をすることになった病院院長のグリーンバーグ。しかしマイケルの話は一向に要領を得ない。一体マイケルの思惑とは。そして失踪の理由とは――。会話でのふたりの駆け引きがスリリングな舞台『エレファント・ソング』は、カナダで初演され、映画監督で俳優のグザヴィエ・ドラン主演で同名映画も製作された。今回、マイケルを演じるのは井之脇海さん。なんと上演が決まった際には、「今回、戯曲を読んで、直感的に『マイケルを演じるのは僕だ』と強く思いました」とコメント。その真意とは?

一挙手一投足まで見逃せない、濃密で深遠な会話劇。

井之脇海「僕以外の人にやらせたくないと思った」 舞台『エレファント・ソング』に挑む


「これまでのお仕事で、この役をやりたいとか、この役をやるなら僕かなと思うことはありました。でも、脚本を読んで僕以外の人にやらせたくないと思ったのは今回が初めてかもしれなくて。マイケルは愛を渇望しているとても複雑な人物ですが、今の僕に演じる必要がある役だと思いましたし、僕なら自分なりの形で表現できるんじゃないかっていう根拠のない謎の自信もあって…」

とはいえ、作品の大半がふたりの会話で構成された舞台だ。

「膨大なセリフ量だとわかっていたので、稽古が始まる前に覚えようとしてたんですけれど、どうにもセリフが入ってこなかったんです。

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