くらし情報『在日ファンクの音楽が新たな息吹を注ぐ! KERA傑作戯曲、約20年ぶりに上演』

2022年6月26日 20:10

在日ファンクの音楽が新たな息吹を注ぐ! KERA傑作戯曲、約20年ぶりに上演

2001年に初演されたケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)作の舞台『室温~夜の音楽~』は、12年前に起きた殺人事件を軸に物語が展開され、次第に過去の真相が明らかにされていくホラー・コメディ。初演時、作品のダークでどこか浮遊感漂うムードを牽引していたのが、たまの楽曲と生演奏。今回の上演にあたり、音楽の刷新を決めた演出の河原雅彦さんが白羽の矢を立てたのが在日ファンクだった。
在日ファンクの音楽が新たな息吹を注ぐ! KERA傑作戯曲、約20年ぶりに上演


「最初はもちろん尻込みしました。でも初演時の台本を読ませていただいたら、物語が歌の世界観と一体になって進行していく構成にものすごくそそられたんです。僕らとたまさんとではスタイルが全然違うというのもあったし。なにより、河原さんが一緒にやりたいと言ってきてくださったことが、ワクワクと同時にすごく嬉しかったんですよね」

浜野謙太さんはにこやかに話した後、真面目な表情になり「メンバーのモチベーションを大事にしているから…」と続けた。

「バンドが作品の賑やかしのためのコンテンツとして弄ばれる…みたいなことがあんまり好きじゃないんです。
でも今回、河原さんは本当に在日ファンクを気に入ってくださっていたし、音楽全体に対する深い愛も感じて、メンバーを説得しました」

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