くらし情報『荒牧慶彦「なんで自分はあそこに行けないのか」 『テニスの王子様』出演後の涙の過去』

2022年8月8日 18:00

荒牧慶彦「なんで自分はあそこに行けないのか」 『テニスの王子様』出演後の涙の過去

今後の2.5次元界を担う存在。荒牧慶彦さんが考える、舞台の未来とは。

テニミュ初日の幕が下りた瞬間は今も忘れられない。
荒牧慶彦「なんで自分はあそこに行けないのか」 『テニスの王子様』出演後の涙の過去


荒牧さんがこの世界に入ったのは大学卒業の目前。10代から脚光を浴びてきた同世代俳優も多いなか、少し遅いデビューだった。なんと大学に進学したときは、銀行員を目指していたのだそう。

「優等生だったんです。親の教育の賜物だと思うのですが、物事を道筋を立てて考えていくことがもともと得意で。
ただその一方で、とても厳しい家でもあって、大学進学までは親が喜ぶ道を選んで歩いてきたところがありました。でも、就職の時期が迫ってきたとき、親の敷いたレールから一回外れてみたくなっちゃったんです」

そこで選んだのが俳優の道だった。しかし何か確信があったわけではなく、当初は単なる興味本位。

「よく遊んでいた高校時代の友人が芸能事務所に所属していて、興味を惹かれたんですよね。そのときは興味を持っただけでしたが」

就活時に決意して受けた芸能事務所のオーディションに合格。しかし、当然親の反対にあう。

「もうめちゃくちゃ反対されました(笑)。僕の身を案じてのことなんですけれど。
親に納得してもらうためにも、自分のような遅いスタートの役者が世間に見つけてもらうための道筋を考え、行き着いたのが、ミュージカル『テニスの王子様』(以下、テニミュ)

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