2022年10月2日 19:30
実は略語でした! 「食パン」、もともとの名は何でしょう?
ふだん何気なく使っている言葉のなかに、実は略語がけっこうあります。これって略語だったの!?と驚く略語をご紹介。今回は、「食パン」です!
【実は略語】vol. 5
「食パン」って、何の略?
ふわふわの高級食パンやモチモチの生食パンなど、数年前からブームになっている食パン。お気に入りの店で買ったり、あるいは家のホームベーカリーで焼いたりして楽しんでいる人も多いと思います。
そんな身近な「食パン」も、実は略語。
いったい、なんの略でしょう?
食パン、もともとは…?
食パン、もともとは「本食のパン」または「主食用パン」の略でした!
『日本大百科全書』(小学館)によると、第二次世界大戦前、日本のパン職人は食パンのことを「本食(ほんしょく)」と呼んでいたとのこと。西洋料理の「もと」となる食べ物のパン、という意味だそうです。
食パンは、長方形の箱型に焼いた味付けをしていないパンを指し、薄く切って焼いたりサンドイッチにしたりして食べます。
そもそもパンって…?
ところで、食パンの「パン」ってそもそも何語でしょう?英語でパンは「bread」ですよね。
日本語の「パン」は、ポルトガル語のpãoからきた言葉。