2022年12月15日 20:00
1週間で撮れるのはたった12秒分…大人気アニメ『ひつじのショーン』の制作裏話【映画】
スティーブ・コックス監督
本作で、英国アカデミー賞BAFTA「Chilldren & Young People Awards」の監督賞にノミネートされるなど、高く評価されているコックス監督。今回は、クレイ・アニメーションの舞台裏や制作時のこだわり、そして日本の好きなアニメなどについて語っていただきました。
―まずは、劇場版の最新作で監督を務めることになったいきさつと、決まったときのお気持ちから教えてください。
監督僕はテレビシリーズの『ひつじのショーン』にも関わっているのですが、シリーズ6が終わったときに、プロデューサーから本作の監督として声をかけていただきました。スペシャル版の監督というだけでもうれしかったですが、題材がクリスマスと聞いてますますワクワクしたのを覚えています。
―ananwebでは、前作『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』のウィル・ベチャー監督にも取材をしていますが、毎晩ひつじの夢を見るほど大変だったとお話されていたので、監督も苦労が絶えなかったのではないかなと。
監督そうですね。ウィルは僕の友人でもありますし、その作品には僕自身もアニメーターとして参加していたので、彼の大変さはよく知っています。