2022年12月15日 20:00
1週間で撮れるのはたった12秒分…大人気アニメ『ひつじのショーン』の制作裏話【映画】
こだわったのは、クリスマスならではの魔法の瞬間
―ちなみに、ご自身のクリスマスの思い出などを入れているところもあるのでしょうか。監督具体的に反映したものはないですが、クリスマスらしい雰囲気という意味では影響しているところもあるかもしれません。今回、事前にプロデューサーに伝えていたのは、いつものドタバタコメディだけではなく、ほんわかするようなハートウォーミングさとクリスマスならではの魔法の瞬間を描くような作品にしたいということ。実際、この作品ではその通りにできたと思っています。
―いつも大変な作業に取り組まれていると思いますが、創作活動のモチベーションを支えているものとは?
監督どんなアーティストでも「最高のものを作りたい!」という執念みたいなものがあると思うので、どんなに大変なことがあってもその気持ちはつねにあります。また、最近ではテレビや映画で素晴らしい作品が数多く出ているので、そういったところからたくさん刺激を受けることも。ここ数年のなかでは『スパイダーマン:スパイダーバース』が画期的で、見たこともないような新鮮さがある作品だと感じました。
日本のアニメはキャラクターの描き方が素晴らしい
―日本についてもおうかがいしますが、日本に関するエピソードがあればお聞かせください。