2024年4月23日 20:30
清春「この瞬間だけは永遠です」音楽活動の終わり方も考えるいまの新作とは
そういった姿も、僕らの世代からしたら違和感はありませんでした。沢田さんや西城さんは、自分が好きな洋楽アーティストをオマージュしてそういったメイクや衣装でやっていたのかもしれませんが、子どもの頃の僕らからすると、スターだからなんだと思っていて。以降は、少しずつ音楽シーンにバンドが出てきて、僕もバンドサウンドを聴くようになっていきました。
――では、ご自身で音楽をやろうと思われたのはいつぐらいからに?
僕は実家が岐阜県で田舎すぎたので、自分で音楽をやろうだなんてまず思わなくて。でも、高校生のときに社会見学や修学旅行などに行くバスのなかでカラオケをすることになって偶然歌うことになって、まわりからも「歌うまいじゃん!」と。友人から「バンドをやりたいからボーカルやってよ」と言われて、そのときはまだ興味がなかったんですが引き受けて、そこからロックとはなんだろうと勉強していきました。火がついたのは遅かったんです。
新作は「ちょっと海外旅行をしているイメージ」
――2024年3月20日に4年ぶりのニューアルバム『ETERNAL』をリリースされました。
今作は清春さんの新しい姿を見せて聴かせてくださっている印象です。