「俺、実はゲイなんだ・・・」両親にもカミングアウトできない事情って?
「僕、実はゲイなんだ」。あなたはこんなことを言われた経験はありますか?
最近ホットな話題である「LGBT」。実はこれ、レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシュアル(B)、トランスジェンダー(T)の頭文字から成る、多様な性を表している言葉なのです。
その中で他人に本来のアイデンティを表明することを「カミングアウト」と言います。
LGBTが抱えている一番大きな問題、それはカミングアウトができないということ。実はこれ、誰にとっても意外に身近な問題なのです。
日本の中で20人に1人はLGBT!
電通総研が2012年におこなったLGBT割合調査の結果、約20人に1人が「自分はLGBTだ」と回答しました。
その割には周囲にあまりLGBTだと言う人がいない気がしますよね。
たとえ親しい友だちには素直にカミングアウトができても、両親にはカミングアウトできないという人が多いそうです。
我が子の結婚や出産を願う両親は多いので、確かにカミングアウトはしにくいですよね。
「不安」と戦うのはみんな一緒
それではカミングアウトされる側としてはどうでしょう?
いざ打ち明けられても、「いきなり言われても困る」