くらし情報『「メイクはマナー」という日本社会の“理不尽な常識”に反抗する日本人女性たち。』

2017年7月31日 12:00

「メイクはマナー」という日本社会の“理不尽な常識”に反抗する日本人女性たち。

ーノーメイクのデメリットと感じることは?メイクをしないことで、気合を入れてないとか、キチンとしていないと思われる可能性があるかな?実際は誰もメイクをしてもしなくても気づかないから、デメリットは感じていない。ー日本の美の常識について思うことある?日本の美の常識は、自然体から遠ざかっている気がする。日に焼けないだの、全身脱毛だの、人間っぽさを無くすほど綺麗であるような考え方は残念だと思う。

自分らしいスタイルは自分で決めていい

彼女たちは「ありのまま」の「自分らしさ」をノーメイクで得たという。もし、本当はしたくないけれどしょうがなくしている人がいるのならば、しなくてもいいのだと自信を持って言いたい。インタビューを受けてくれた女性たちはそうやって、自分らしく生きている。もちろん、メイクをすることが自分らしいという人いるだろう。私は、その人がその人らしくいられるスタイルで生きていくことを受け入れる社会になったらとても素敵な世の中になると思う。
グラミー賞歌手のアリシア・キーズはノーメイクで撮影に挑んで以来、義務としてのメイクからの開放感と自分らしさを感じ、ノーメイクを貫いている。2016年8月、ビデオミュージックアワードにノーメイクで登場し、賛否両論を巻き起こした。

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