「3D映画の概念を崩した」とキャメロン監督も大絶賛!『ライフ・オブ・パイ』特別映像
(Photo:cinemacafe.net)
アカデミー賞に輝く名匠アン・リーが、不可能と言われていた名作小説「パイの物語」に映画化に挑戦した渾身の一作『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』。「言葉の壁を越えて世界中の人々に感動を与えた」と絶賛され、リー監督がフランス文化芸術文化賞を受賞するなど、早くもアカデミー賞最有力との呼び声も高い本作だが、このたび『アバター』で世界中を席巻した3D映画の先駆者ジェームズ・キャメロンが絶賛のコメントを寄せる特別映像が到着した。
荒々しい海に投げ出された少年に残されたのは、小さなボートとわずかな非常食、そして一頭のトラ。主人公・パイの波乱と冒険に満ちた人生の航海が描かれる。この奇想天外なヤン・マーテル原作の小説の映像化を可能にしたのは、最先端のデジタル・テクノロジー技術と、ジェームズ・キャメロンが所有する3D撮影機材。特別映像で垣間見える、3D映像の可能性を極限まで引き出した圧巻の映像美には、思わず目を奪われてしまうはずだ。
今回、初公開された特別映像の中でキャメロン監督は、「アン・リー監督は、3D映画の概念を崩した」と熱弁する。「冒頭から不思議な光景で物語に一気に引き込まれ、その旅は驚きと恐怖にあふれ、そして実に美しいんだ。