2015年8月2日 14:03
トム・クルーズ、飛行機しがみつきアクション実現も監督は「冗談のつもりで提案」
ゴーグルをしないので、ゴミや風圧から眼球を守るためのコンタクトレンズを開発した」と明かすなど、準備には数か月を要し、ワイヤーで機体に体を括り付けて撮影に臨んだ。
「僕自身、パイロットでもあるから、問題点はいろいろあるのを知ってたけど、言わない方がいいだろうと思ったんだ。例えば、鳥がぶつかって来たら危ないとかね。ロンドンで撮影だったけど、高度が千フィート上がるごとに気温は3度下がるんで極寒だったよ。でも僕は絶対に衣裳はスーツがいいと言ったんだ。ヒチコックの『北北西に進路を取れ』へのオマージュなんだ。どんどん加速していく時、『これはマズかったかもしれない…』と思ったよ(苦笑)」と語るが、結果的に離陸と着陸を計8回、繰り返したという。「みなさんにはおススメしないね」と語り、会場は笑いに包まれた。
シリーズと重ねるごとに「次は何をやるのか?」と期待のハードルが高くなるが「実はもう次の構想を練り始めてるんだ」とさらなる続編にも乗り気で「まだまだやりたいことはあるからね」と笑みを浮かべる。日本のファンにとっては、ぜひ日本国内で撮影を行ってほしいが「交通を全て遮断することになるけど大丈夫かな?道路を自由に使えるなら、ぜひやりたいね」