2016年8月12日 19:00
【特別映像】『ジャングル・ブック』は“家族”の物語…監督&豪華キャストが明かす
ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、リアルで圧倒的な映像美が話題を呼んでいる『ジャングル・ブック』。現在、全世界興行収入10億ドルに迫る勢いの本作の大ヒットの秘密が、ジャングルの“家族”の物語にあることが判明した。
途方もないリサーチをもとに最先端の映像技術を駆使した、ジャングルや動物たちのCG映像のみならず、主人公モーグリが運命に抗いながら、自らの生きる道を必死で見つけようとするドラマが称賛を集めている本作。そこにもう一つ、“家族”のテーマが隠されていることを、ジョン・ファヴロー監督と動物たちの声を務めたキャスト陣が明かしている。
「ひとりぼっちのモーグリが、苦難を乗り越えて自分の周囲の人たちの中に家族を見出すというのが、ジョン・ファヴロー監督版の本作ではより強く訴えられていると思う」と語るのは、黒ヒョウのバギーラを演じたベン・キングズレー。さらに、母親オオカミのラクシャを演じたルピタ・ニョンゴも、「ラクシャとモーグリの関係性が特別であるのは、2人が全く違う種族でありながら、親子の絆で結ばれている。彼らは家族というまとまりを作り上げたのです」と言う。
監督はさらに深く、ジャングルの“家族”構成についても触れる。