グレタ・ガーウィグ、またもやダメンズに惹かれる非モテ女子に!『トッド・ソロンズの子犬物語』
可愛い1匹のダックスフンドが4組の飼い主を転々とする中で巻き起こるドラマを、ブラックユーモアたっぷりに描き出すオムニバス・ムービー『トッド・ソロンズの子犬物語』。本作に出演するのは、『フランシス・ハ』の主演女優としてブレイクしたグレタ・ガーウィグ。またもや、ダメンズに惹かれる非モテ女子を演じている。
本作は、『ハピネス』『ストーリーテリング』など、さまざまなタブーに触れながら人生のバカバカしさ、人間の愚かさをブラックユーモアたっぷりに描き、観る者に爆笑と気まずい気分を提供してきたインディペンデント映画界の鬼才トッド・ソロンズ監督の最新作。アメリカをさまよう1匹の可愛いダックスフントと、その飼い主となる冴えない人々の姿を描く。
グレタが演じているのは、ダックスフントの2番目の飼い主で、あわや安楽死をさせられそうだったところを救う心優しい獣医の助手ドーン・ウィーナー。その子犬がきっかけで学生時代の憧れの男子(キーラン・カルキン)と再会し、小旅行に出ることになるが、彼はどうやらヤバいドラッグにはまっている様子。子犬が見守る中、ダメンズと非モテ女子のドラッグを求めた旅行の行く末は…?
このドーン・ウィーナーという名は、トッド・ソロンズ監督の1995年のデビュー作『ウェルカム・ドールハウス』に登場するキャラクターと同一人物で、映画好きをニヤリとさせること間違いなし。