くらし情報『【シネマVOYAGE】“ナミヤ雑貨店”のあの町へ…大分県・豊後高田が残した昭和の街並み』

2017年9月20日 20:00

【シネマVOYAGE】“ナミヤ雑貨店”のあの町へ…大分県・豊後高田が残した昭和の街並み

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会
物語は、1980年と2012年の2つの時代で描かれる。雑貨店を営みながら街の人たちの悩みを解決してきた店主、浪矢(西田敏行)が生きる1980年。そして2012年。空き家となったその店に、ある理由で忍び込んだ敦也(山田涼介)、翔太(村上虹郎)、幸平(寛 一 郎)の3人。彼らが店にやってきたその夜に過去と現在が繋がり、浪矢と敦也たちの繋がりも明らかになっていく…。

過去と現在を繋ぐのが“手紙”であることもノスタルジーだ。たとえば、映画『イルマーレ』も異なる時間を生きる男女の気持ちを繋ぐアイテムはポストと手紙だった。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の場合は、手紙が投函されるのは店のシャッターに備え付けの郵便受け。
店主の浪矢はその手紙に書かれた悩みに返事を書き、店の脇にある牛乳箱に入れる。牛乳箱もまたノスタルジーがある。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会撮影後にセットは取り壊されているが、豊後高田市のホームページを調べてみたところ、セットがあった場所でARアプリを使って撮影すると、映画の撮影当時のナミヤ雑貨店のセットと一緒に記念撮影ができるそうだ。昭和の町周辺のスポットもロケ地となっていて、そのなかでも特に美しいのは、日本夕陽百選に選ばれている真玉海岸。

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