2018年5月8日 07:45
日本のフィギュアファンも衝撃!マーゴット・ロビーが“トーニャ”になるまで
1日4時間×週5回、クリスマスや自身の結婚式の前日もスケートを猛特訓。VTRを何度も見て、アメリカ北西部なまりやトーニャの特徴ある笑い方や仕草までも身につけていった。
トリプルアクセルのシーンでは一部、視覚効果を使用しているものの(2018年現在でもトリプルアクセルを跳んだ女性は伊藤みどりや浅田真央を含め世界で8人しかいない)、トーニャが初めて成功させたそのときの衣装、採点を受けた後の歓喜の表情、さらには“襲撃事件”報道の最中、リレハンメルオリンピック本番での“靴ひも事件”の様子も、マーゴットは完全にコピーしている。
実際のトーニャは面長でやや垂れ目、正直マーゴットと「そっくり!」といえるルックスではない。それでも、トーニャの実際の映像と見比べても違和感がなく、徹底した再現を目指したことが見てとれる。マーゴットの根底にもおそらくある、負けん気やハングリー精神がトーニャと見事に重なっていくのだ。
「準備は大変だけれど、どんなに大変であっても女優をやめられないのは、やっぱり演じることが楽しいから。心から楽しいと思えるから」とも語っていたマーゴット。
今後は、5月18日(金)公開『ピーターラビット』で声の出演を務めるほか、サイモン・ペッグやマシュー・ルイス(『ハリー・ポッター』のネビル)