2019年2月12日 05:00
大倉忠義、成田凌と「窮鼠はチーズの夢を見る」実写化!「とてもピュアなラブストーリー」
「男と男の性愛を区別することなくリベラルに描く原作の在り方と、深い共感を得るセリフの素晴らしさに感銘を受けました」と行定監督。「マイノリティの人が受ける社会の偏見や苦悩に焦点を当てるだけでなく、人と人がぶつかり合う激しくも切ない個人の物語に惹かれ映画化を切望しました。これは、人を受け入れることについての映画になると思います」と明かす。
「大倉忠義と成田凌は、私が撮りたいと思っていた俳優たちです。私の新たな恋愛映画への挑戦は、2人の持つ男の繊細さと色気で今までにない映画に昇華されることを確信しています」と語り、「これまでとは違う新しい愛のカタチに期待してください」と新たなラブストリーの誕生に期待を込めている。
■ストーリー
広告代理店に勤める大伴恭一は優柔不断な性格が災いし、不倫を繰り返してきた。ある日、彼の前に妻から派遣された浮気調査員として現れたのは、卒業以来会うことのなかった大学の後輩・今ヶ瀬渉。
不倫の事実を隠す代わりに彼が突きつけてきた条件は、「カラダと引き換えに」という信じられないものだった…。
はじめは拒絶していた恭一だったが、7年間一途に想い続けてきたという今ヶ瀬のペースに乗せられ、やがて彼と過ごす時間が心地よくなっていくのだが…。