2020年1月5日 16:00
賀来賢人に大沢たかおが太鼓判「稀有な存在の俳優」『AI崩壊』
本作で初共演を果たしたが、賀来さんの撮影現場での役者としての振る舞いや役への姿勢を見て、人気が出るのは必然だと思ったという。
現場での対応力は「彼の年代では稀有な存在」
本作では大沢さん演じる桐生と賀来さん演じる西村の掛け合いが物語の核となっており、2人の関係性が重要だった。そんな中、大沢さんが本番で台本に書かれていない微妙なニュアンスや表情をアドリブで見せると、賀来さんもその演技を瞬時に理解して演技で応え、臨機応変な演技力が素晴らしかったと絶賛を贈る。
「賀来君がすごいのは、現場で演出が変わってもすぐに合わせてくれる所でした。入江監督の指示をすぐに理解し、瞬時に応える。それと僕が演技のニュアンスを少し変えると、彼も僕に合わせて演じてくれるんです。本当に優秀だなと思いましたし、彼の年代では稀有な存在の俳優さんだと思いました」。
「今後さらに人気になるんじゃないかな」
さらに、「そうした姿を見て人気の理由が分かりましたし、むしろ今後さらに人気になるんじゃないかな」と、賀来さんの人気の秘密を明かしている。そんな2人は本作で義理の兄弟を熱演。大沢さんは医療AIの天才開発者・桐生浩介、賀来さんは桐生の義理弟の西村悟を演じる。