2020年2月4日 12:00
北マケドニアの女性養蜂家を追う…ドキュメンタリー『ハニーランド 永遠の谷』公開
アカデミー賞史上初となる国際映画賞・ドキュメンタリー映画賞同時2部門ノミネートを果たした、ドキュメンタリー映画『ハニーランド 永遠の谷』が公開されることが決定。併せて、場面写真が解禁となった。
北マケドニアの首都スコピエから20キロほど離れた、電気も水道もない故郷の谷で、寝たきりの盲目の老母と暮らすヨーロッパ最後の自然養蜂家の女性がいた。「半分は自分に、半分は蜂に」それが持続可能な生活と自然を守るための信条。突然トレーラーで押し寄せた見知らぬ家族、子どもたちとの交流、貪欲と病気、破壊と再生を映し出す。
本作は、ギリシャの北に位置する北マケドニアで作られた驚異のドキュメンタリー。アカデミー賞の歴史上初めて、ドキュメンタリー映画がドキュメンタリー映画賞部門だけでなく、『パラサイト 半地下の家族』などフィクション映画の秀作とともに国際映画賞(旧・外国語映画賞)部門にノミネートされた。
このほか、2019年のサンダンス映画祭でもグランプリを含む最多3冠、アカデミー賞の前哨戦ともいえる全米映画批評家協会賞やニューヨーク映画批評家協会賞でも最優秀ノンフィクション賞を受賞するなど、これまでに各国の映画祭などで30以上の受賞を重ねている。