くらし情報『ピクサー作品に共通する“感動”の秘密とは?監督の個人的な体験から生まれた『2分の1の魔法』』

2020年2月27日 18:00

ピクサー作品に共通する“感動”の秘密とは?監督の個人的な体験から生まれた『2分の1の魔法』

Photo by cinemacafe.net

トム・ホランドとクリス・プラット、日本版では志尊淳と城田優が“兄弟”役を演じるディズニー&ピクサー最新作『2分の1の魔法』。なぜ、ピクサー作品は国や年代を超えて感動できる物語を生み出すことができるのか?それは、本作のダン・スキャンロン監督をはじめ、製作陣が実際に経験した“個人的な体験”がストーリーに盛り込まれているから、だという。

これまでのピクサー作品も監督や製作陣の経験や思いが作品のアイディアになり、世界中に響く感動の物語が生まれてきた。

例えば、少女ライリーの頭の中の感情を描いた『インサイド・ヘッド』は、ピート・ドクター監督が娘の成長を見守る中で、“子どもが人生の壁にぶつかったときにどうするべきか?”という実体験から着想を得て、ライリーが成長していく感動の物語が描かれた。

また、メキシコの死者の日を基に家族の絆を描いた『リメンバー・ミー』。同作は共同監督を務めたメキシコ系のエイドリアン・モリーナが、祖父母や両親、兄弟など大家族の中で育った経験が物語に反映されている。親から子への“家族のつながり”を描き、メキシコの文化に詳しくなくとも、誰もが共感できる物語が描かれた。

このようにピクサー映画のテーマは、監督らが実際に経験してきたことから生まれることが多い。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.