2020年3月10日 11:50
佐藤健「恋つづ」から『るろ剣』まで計り知れないその魅力
『るろうに剣心』でもお馴染みの身体能力の高さと瞬発力あるアクションも代名詞の佐藤さん。2007年、平成仮面ライダーシリーズ第8作目「仮面ライダー電王」でドラマ初主演を飾ると、そのキリッとしたルックスにそぐわない(?)ヘタレキャラや、個性豊かなイマジン(怪人)たちとの愉快なやりとりが人気に。
その後、映画化もされた「ROOKIES」ではドレッドヘアでチームの一員に。「ブラッディ・マンデイ」「メイちゃんの執事」「Q10」や、大友啓史監督による大河ドラマ「龍馬伝」の岡田以蔵役などで、端正なルックスの若手俳優として広く認知されていった。
そして2012年、大友監督のもと原作漫画、アニメと絶大な人気を博していた『るろうに剣心』の実写化に主演。 かつて “人斬り抜刀斎”として恐れられた主人公・緋村剣心役は、以蔵役でも片鱗を覗かせたアンニュイさと、ブレイクダンスの素養を生かした超高速剣術アクションがさらに進化、原作でおなじみのセリフ「おろ?」も飛び出して大ヒットに。20代前半にして、「一生の中で、出会えるか出会えないかの作品」と自ら語るほど確固たる代表作を手に入れ、人気を不動のものにする。2014年には『京都大火編』『伝説の最期編』が2作連続公開、そして今夏は『最終章 The Final/The Beginning』が連続公開される。