2020年3月29日 13:00
『ぐらんぶる』英勉監督が語る“まっすぐなバカ映画”とは!?「こんな映画をずっとやりたかった」
そして、何よりも困難に思えたのは、自身が感じた原作のスピード感、セリフの面白さなどを損なわずに映像化すること!
「映画化でぬるくなったとはぜったい思わせたくない」と決意し、原作で象徴的で破壊力のある宴会シーンにもっとも苦心したそう。「映画で人が飲んで騒いでいるのは観ていて面白いのか?」と頭を悩ませた結果「お客さんにも参加している気分になれるよう、そして物語も進む大事なシーンになるよういろいろ工夫した」と、オリジナル演出がなされたことを明かしている。
「グローバル化のこの世界で、バカバカしくて腹の底からただ笑える、それだけの映画があってもいい。こんな映画をずっとやりたかった。観たことがないものになる予感はあった」と自信をのぞかせる英監督。「でも観たことがなくても嫌いにならないでください。こういう映画があってもいいんじゃないと、優しい目で受け取ってください。すみません」とお願いする様子も見せている。
『ぐらんぶる』は5月29日(金)より全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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ぐらんぶる 2020年5月29日より全国にて公開
©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会
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