そもそも「Black Lives Matter」と名づけられた抗議活動は、2013年フロリダ州で起こった黒人の高校生射殺事件をきっかけに生まれ、広がったもの。だが、“決して”そこが始まりではない。今回の事件で名だたるセレブたちが次々にSNSでコメントを述べる中、スパイク・リー監督は自身が初めてアカデミー賞脚本賞の候補となり、注目を集めるきっかけとなった1989年の映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』のシーンを使用した短い動画「3 Brothers-Radio Raheem, Eric Garner And George Floyd.」をSNSにアップした(※注:当該映像には実際の事件の様子が含まれる)。