2020年9月9日 17:00
グザヴィエ・ドラン、感性に語りかける作品で世界中を魅了
も製作している。
余談だが、ドランは2015年に、世界的歌姫アデルのミュージックビデオも手掛けた。全編モノトーンで構成された本作では、ドランらしい「人物の表情のアップ」や「心情を表す風や煙の表現」が確認でき、エモーショナルな仕上がりになっている(ちなみに、監督作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』の冒頭でも、アデルの曲を使用)。
“想い”を映像に綴じ込める詩人、グザヴィエ・ドラン。彼の豊饒な世界に触れるとき、私たちの感性も無限に開かれていくのだ。
(SYO)
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