2021年12月11日 16:30
加賀まりこ、ズバズバとモノ言う占い師がハマり役『梅切らぬバカ』本編映像
と作品に込めた思いが届いたことへの喜びをコメントした。
そんな本作から解禁となったのが、加賀さん演じる珠子の占いシーン。珠子は忠男(塚地さん)と暮らす古民家で占い業を営んでおり、「率直なだけが取り柄」とお客にズバズバとモノを言うが、それが核心をついているからなのか、行列が絶えない。遠方からもはるばるお客がやってくる人気占い師、という設定。
珠子が占い師であることについて、和島香太郎監督は「加賀さんの元には悩める女性が集まるイメージもありました。昔、僕が観ていた『恋のから騒ぎ』というテレビ番組で、若い女性たちにズバズバと指南していて、その姿が占い師のように見えていたんです」と語る。珠子が自身で言う「率直なだけが取り柄」というのも、実際に監督が加賀さんから言われた言葉だそう。職場が家と同じであることで、息子の面倒を近くで見ることができる職業でもあるため、加賀さん本人も「この設定はよく思いついた!」と感心したという。
本編映像では、真魚演じるさなえが道ならぬ恋に悩み、珠子のもとを訪れている。「その人のどこが好きなの?」と尋ねると、さなえは父親への複雑な思いを告白。話を聞きながら、「そうは言っても好きだしやめられないし、ままならないねえ」