2022年3月1日 17:10
レオス・カラックス監督作を特集上映『ボーイ・ミーツ・ガール』『汚れた血』ほか
アダム・ドライバー×マリオン・コティヤール共演映画『アネット』の公開を記念して、監督のレオス・カラックスの過去作を特集上映する「We Meet Leos Carax!」がユーロスペース(渋谷区)にて実施されることが決定した。
35年間で発表した長編作品は6本と寡作ながら、その卓越した演出力と圧倒的な美的センスによって、常に衝撃を与え続けてきたカラックス監督。
今回特集上映されるのは、計5作品。弱冠24歳でカンヌ映画祭に登場した『ボーイ・ミーツ・ガール』(’83)をはじめ、“アンファン・テリブル”(恐るべき子ども)と、カラックスの名を世界中に知らしめた『汚れた血』(’86)。
ハーマン・メルヴィルの小説を基に映画化した『ポーラX』(’99)。3人の映画監督が集結した、日本=韓国=フランス合作のオムニバス映画『TOKYO!』(’08)。謎に満ちた迷宮的な内容が高く評価された『ホーリー・モーターズ』(’13)がラインアップされた。
4月公開の『アネット』は、『ホーリー・モーターズ』以来、8年ぶりとなる最新作。
カラックス監督初の全編英語でミュージカルに挑んだダーク・ファンタジー・ロックオペラで、第74回カンヌ国際映画祭ではオープニングを飾り、監督賞を受賞した。