2022年3月27日 17:00
異色な2人、でも息ピッタリ!『バッド・ボーイズ』から最新映画『アンビュランス』まで傑作バディ映画
“ハリウッドの破壊王”の異名をとるマイケル・ベイ監督のもとで、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のジェイク・ギレンホール、『アクアマン』『マトリックス レザレクションズ』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世が共演した『アンビュランス』。
本作で2人が演じるのは、犯罪に手を染めてしまい、逃走する中で絆が試される血の繋がらない兄弟。彼ら以外にも、麻薬事件の真相を追う刑事やエイリアンを監視する極秘組織のエージェント、敵対する国同士のスパイなど、一見水と油のような2人が危機に立ち向かう姿を描く様々なバディ作品はこれまで何作も生み出されてきた。そこで今回は、ぶつかり合いながらも何だかんだ息の合ったコンビネーションを見せるバディ映画に注目した。
▼『バッドボーイズ』(1995)
マイケル・ベイ監督の初メガホン作。麻薬盗難事件を追う刑事コンビの活躍を描いた痛快アクションで、マイアミの警察内部にて押収していた1億ドル相当のヘロインが盗難に遭い、マーカス(マーティン・ローレンス)とマイク(ウィル・スミス)は外部にこのことが漏れる前に、72時間以内に事件を解決しなければならなくなる…!
同作では、ポルシェを乗り回す独身貴族のマイクと、妻第一の既婚者マーカスという対照的なコンビが繰り広げるテンポのいいセリフの掛け合いや、息ぴったりなアクションでストーリーが展開され、主演を務めたウィル・スミスとマーティン・ローレンスを一躍スターダムにのし上げた。