2022年5月12日 14:00
伝説のヘアメイクドレッサーが親友の最後のメイクに向かう…『スワンソング』日本公開決定
引退したゲイのヘアメイクドレッサーが亡き親友の最後のメイクを施す旅を描き、昨年の東京国際映画祭をはじめ世界各国の映画祭で感動を巻き起こしたウド・キアー主演映画『スワンソング』(原題:SWAN SONG)が、8月26日(金)より公開決定。同時に日本版ポスタービジュアルならびに場面写真1点が解禁された。
現役生活を退き、養護施設でひっそりと暮らすパットは思わぬ依頼を受ける。かつての顧客で、街で一番の金持ちであるリタが遺言で「パットに死化粧を」と記していた。最愛のパートナーであるデビッドを早くにエイズで失っていたパットは、リタの遺言によって様々な思い出が去来する。すっかり忘れていた生涯の仕事への情熱や、友人でもあるリタへの複雑な思い、そして自身の過去と現在…。ヘアメイクドレッサーとして活躍してきたパトリック・ピッツェンバーガー、通称“ミスター・パット”にとっての「スワンソング」は、わだかまりを残したまま亡くなってしまった親友であり顧客のリタを、 天国へと送り届ける仕事になるのか――。
白鳥がこの世を去る際、最も美しい声で歌うとされる伝説から生まれた「スワンソング」という言葉。
芸術や匠の技に身を捧げた者たちが、人生の最後に残した作品、最後のパフォーマンス、つまり有終の美が「スワンソング」