2022年10月17日 18:00
『沈黙のパレード』『ザリガニの鳴くところ』ほか、この秋観たいベストセラー&名作コミックの実写映画
浮かび上がる殺人の動機と、一向に見つからない決定的証拠。事件の真相に辿り着いたとき、タイトル「ザリガニの鳴くところ」に込められた本当の意味を知ることになる――。アメリカでの公開後には米映画批評サイト「ロッテン・トマト」でもオーディエンススコアが97%と高評価を継続中(10月13日現在)。残酷で美しい自然あふれる湿地の中で巻き起こるドラマは、最後まで一瞬たりとも見逃せない。
『ラーゲリより愛を込めて』12月9日(金)公開
原作:「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(辺見じゅん著/文春文庫刊)
零下40度を超える厳冬のシベリアで、死と隣り合わせの日々を過ごしながらも、家族を想い、仲間を想い、希望を胸に懸命に生きた男の実話を描いた原作「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を映像化。60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった第二次世界大戦終了後。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下において、ただ1人、生きることへの希望を捨てなかった主人公・山本幡男の姿を描く。
劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の争いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続ける。